英文名 | Basic Practice for Usage of PC in Scientific Field | |
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科目概要 | 海洋生命科学科2年前期(後半) [(15コマ)]、2群科目、選択、演習、1単位(30時間) | |
必要授業 時間外学習 | 15時間 | |
担当者 | ●阿見彌 典子(増殖生物学 水族生理学) namiya@kitasato-u.ac.jp |
実験データの整理、科学レポート作成、図表の作成、文献検索とその整理、卒業論文の作成、卒業論文発表等、PCは大学での学習を進めるために必須のツールである。本演習科目では、PCの活用に自信がない学生向けに文章作成、表計算、プレゼンテーション等の基本的なソフトウェアを用いた演習を行ない、専門科目の学習に活用できるPCスキルを学生に習得させることを目的とする。
A: 多面的思考能力 | B: 自然科学の基礎知識・理解 | ◯ C: 専門分野の知識・技術 | ◯ D: 問題解決能力 |
◎ E: 実務能力 | F: コミュニケーション能力 | G: 技術者倫理 | H: 継続的学習能力 |
1. ガイダンス
・目的、実施内容、評価方法、指導方針等の説明
2. PCの設定
3. 文章の作成
・基本編
・応用編
4. 表計算ソフト
・基本編
・応用編
5. プレゼンテーション・ソフト
・基本編
・応用編
オフィス・ソフトがインストール済みのPCを使用する。各実施項目で、設定したプロダクツの完成を目標として演習を進める。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 値段(円) |
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教科書 | (なし) | |||
参考書 | 授業内で紹介する |
内容 | 学習・教育目標との対応 |
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1. 知識・技能:PCの基本的設定を行なうことができる | 目標E |
2. 知識・技能:PCを使ってイメージ通りの文書を作成することができる | 目標D |
3. 思考・判断・表現:表計算ソフトの基本的な使い方をマスターし、実験結果の整理に応用することができる | 目標CDE |
4. 知識・技能:PCを使って図表、写真、イラストを扱うことができる | 目標DE |
5. 知識・技能:プレゼンテーション・ソフトを使って発表用スライドを作ることができる | 目標DE |
各実施項目で設定したプロダクツ [100%]評価基準: 演習内で説明した注意点等を理解し、指示した内容を正しく再現・表現できているかを評価する。
フィードバックの方法: プロダクツの完成度によって個別に指導を行い、完成度を高める。
授業はZoomで行います。
回 | 実施項目 | 学習内容と学習課題 | 担当者 |
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1 | 1. ガイダンス | 本演習科目の目的と実施内容の概要を理解し、履修するかしないかを決める 【予習】 シラバスの内容確認 【復習】 本演習科目の内容から履修するか否かを決定する | 阿見彌 典子 |
2 | 2. PCの基本設定と基本操作 3. 文章の作成 - (1) ・ソフトウェアの基本設定と基本操作 | ・ファイル操作を習得する ・PCを自分に合った設定に変更する ・日本語入力を自分に合った設定に変更する ・文章作成ソフトの各種機能を自分に合った設定に変更する ・フォントやスタイルを設定する ・種々の編集機能を利用してみる 【予習】 文章作成時に必要なソフトの基本的機能の検索 【復習】 ソフトウェアの基本操作の復習と整理 | 阿見彌 典子 |
3 | 2. PCの基本設定と基本操作 3. 文章の作成 - (1) 〔実践編〕 | 前回学んだ内容を基に、自分で文章を作成する 【予習】 前回学んだ内容を各自でスムーズに実行できるかの確認 【復習】 文章作成操作の復習と整理 | 阿見彌 典子 |
4 | 3. 文章の作成 - (2) ・科学レポート作成に必要な特殊フォント ・表をつくる ・画像データを組み込む | ・ 科学レポート作成に必要な特殊フォントの打ち込み方を習得する ・ インデント、タブの使い方を習得する ・ 画像データの編集および文章中への張り付け方法をマスターする 【予習】 科学レポートの体裁を整えることの重要性について調べる 【復習】 フォントの選択、表や画像データの扱い方の復習と整理 | 阿見彌 典子 |
5 | 3. 文章の作成 - (2) 〔実践編〕 | 前回学んだ内容を基に、自分で文章を作成する 【予習】 前回学んだ内容を各自でスムーズに実行できるかの確認 【復習】 文章作成方法の復習と実践 | 阿見彌 典子 |
6 | 4. 表計算ソフト - (1) ・基本操作 ・関数を使う ・グラフの作成 ・統計計算 | ・ 表計算ソフトで何ができるかを理解する ・ 基本操作を習得する ・ 関数の使い方を習得する ・ 表データから様々なグラフを作成する ・実験データの解析に不可欠な基本統計量を計算する 【予習】 実験データの解析における関数やグラフ作成の重要性を復習する 【復習】 表計算ソフトの使用法の復習と整理 | 阿見彌 典子 |
7 | 4. 表計算ソフト - (1) 〔実践編〕 | 前回学んだ内容を基に、自分で表計算ソフトを扱う 【予習】 前回学んだ内容を各自でスムーズに実行できるかの確認 【復習】 表計算ソフトの使用法の復習と整理 | 阿見彌 典子 |
8 | 4. 表計算ソフト - (2) ・文字列データの取り扱い | ・表計算ソフトのデータベース的な利用方法を知る 【予習】 前回学んだ内容を各自でスムーズに実行できるかの確認 【復習】 データベースの扱い方の復習と整理 | 阿見彌 典子 |
9 | 4. 表計算ソフト - (2) 〔実践編〕 | 前回学んだ内容を基に、自分で表計算ソフトを扱う 【予習】 前回学んだ内容を各自でスムーズに実行できるかの確認 【復習】 表計算ソフトの使用法の復習と実践 | 阿見彌 典子 |
10 | 4. 表計算ソフト - (3) ・成績自己管理シートの設計と製作 | 成績自己管理シートを設計し、製作する 【予習】 前回学んだ内容を各自でスムーズに実行できるかの確認 【復習】 演習内容の復習と整理 | 阿見彌 典子 |
11 | 4. 表計算ソフト - (3) 〔実践編〕 | 成績自己管理シートを完成する 【予習】 前回学んだ内容を各自でスムーズに実行できるかの確認 【復習】 演習内容の復習と整理 | 阿見彌 典子 |
12 | 5. プレゼンテーション・ソフト(1) 〔基本編〕〔応用編〕 | ・プレゼンテーションにおいてスライドを利用する意味を理解する ・基本的なスライド作成法をマスターする ・各種アニメーションを使ってみる 【予習】 自身の考えを伝える手段としてのプレゼンテーション資料の重要性を調べる 【復習】 スライド作成法の復習と実践 | 阿見彌 典子 |
13 | 5. プレゼンテーション・ソフト(1) | 前回学んだ内容を基に、自身でプレゼンテーションソフトを扱う 【予習】 前回学んだ内容を各自でスムーズに実行できるかの確認 【復習】 演習内容の復習と整理 | 阿見彌 典子 |
14 | 6. プレゼンテーションソフト(2) プレゼンテーションの作成 | タイトルに添ったプレゼンテーションを作成する 【予習】 前回学んだ内容を各自でスムーズに実行できるかの確認 【復習】 演習内容の復習と発表準備 | 阿見彌 典子 |
15 | 6. プレゼンテーションソフト(2) 発表 | 作成したプレゼンテーションを用いて発表する 【予習】 演習内容の復習と発表準備 【復習】 直ぐに実践可能にするために、これまでに学んだ文章作成、表計算、プレゼンテーション方法等を整理する | 阿見彌 典子 |