英文名 | Environmental Science | |
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科目概要 | 海洋生命科学科3年前期(後半) [(15コマ)]、3群科目、必修、講義、2単位(30時間) | |
必要授業 時間外学習 | 60時間 | |
担当者 | ●羽生田 岳昭(環境生物学 水圏植物学) hanyuda.takeaki@kitasato-u.ac.jp |
教職課程 | ◯ | 教科及び教科の指導法に関する科目/大学が独自に設定する科目 |
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学芸員養成課程 | ||
食品衛生管理者・監視員任用資格 | ||
自然再生士補資格 | ◯ | 必修科目 |
本講義では,環境と環境科学の概念、環境法の体系と環境基準、化学物質のリスク評価、地球温暖化、沿岸環境の現状について解説する。それにより、どのような環境問題が起こっているのか、なぜ環境問題が発生するのか、環境を保全・修復するために何をすべきかを正しく理解させる。これらにより環境問題を身近なものしてとらえさせるとともに、環境保全や持続可能な循環型社会の実現に必要な知識の習得と洞察力の涵養を目指す。
◯ A: 多面的思考能力 | ◯ B: 自然科学の基礎知識・理解 | ◎ C: 専門分野の知識・技術 | D: 問題解決能力 |
E: 実務能力 | F: コミュニケーション能力 | ◯ G: 技術者倫理 | ◯ H: 継続的学習能力 |
1. 環境と環境科学の概念
2. 環境法
3. 環境基準
4. 化学物質のリスク評価
5. 地球温暖化のメカニズム、現状,将来予測と対策
6. 沿岸環境の現状
7. 原子力事故による広域環境汚染の実態と対策
講義と質疑応答によって進める。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 値段(円) |
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教科書 | 資料を配布して本授業科目 の教科書とする。 | |||
参考書 | 環境生態学入門 | 青山芳之 | オーム社 | 3,024 |
参考書 | 環境科学入門: 地球と人類の未来のために | 川合真一郎・張野宏也・山本義和 | 化学同人 | 2,376 |
参考書 | 環境科学の基礎 第2版 | 岡本博司 | 東京電気大学出版 | 2,268 |
参考書 | 環境科学の基礎 | 御代川貴久夫 | 培風館 | 2,484 |
参考書 | 地球温暖化の教科書 | 木村直之 | ニュートンプレス | 1,980 |
参考書 | 地球温暖化はどれくらい「怖い」か?〜温暖化リスクの全体像を探る | 江守正多 | 技術評論社 | 1,848 |
参考書 | 環境法入門 | 梶川千賀子 | 農林統計出版 | 3,300 |
参考書 | 図解でわかる!環境法・条例 | 安達宏之 | 第一法規 | 1,980 |
内容 | 学習・教育目標との対応 |
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1. 環境の持つ意味と重要性を説明できる。 | 目標BCH |
2. 環境法について説明できる。 | 目標BCH |
3. 環境変動が地球の気候システムに及ぼす影響について説明できる。 | 目標ACH |
4. 人間活動が環境に与えた影響、将来への対策について考えを述べることができる。 | 目標AGH |
定期試験 [80%]
小テスト [20%]
評価基準:小テストは講義中に行います。到達目標への到達度を、定期試験及び小テストの得点により評価する。
フィードバックの方法: 達成度確認期間に答案返却および解説を行う。
オフィスアワーは特に設けません。
回 | 実施項目 | 学習内容と学習課題 | 担当者 |
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第1回 | 1. ガイダンス 2. 環境と環境科学 | ・講義の目標と構成、授業の進め方、評価方法を理解する。 ・環境と環境科学の概念を理解する。 【予習】 本講義のシラバスを読み、理解しておくこと。 【復習】 本講義のシラバスと環境と環境科学の概念について復習し、まとめること。 | 羽生田 岳昭 |
第2回 | 環境法 ・環境法の体系と環境基本法 | 環境法の体系を理解し、我が国の環境に関する基本法である「環境基本法」について理解を深める。 【予習】 環境法の体系と「環境基本法」について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。 【復習】 環境法の体系と「環境基本法」について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 | 羽生田 岳昭 |
第3回 | 大気汚染 ・大気汚染及び「大気汚染に係る環境基準」 | 大気汚染及び「大気汚染に係る環境基準」を理解する。 【予習】 大気汚染及び「大気汚染に係る環境基準」について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。 【復習】 大気汚染及び「大気汚染に係る環境基準」について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 | 羽生田 岳昭 |
第4回 | 水質汚染 ・水質汚染及び「水質汚濁に係る環境基準」 | 水質汚染及び「水質汚濁に係る環境基準」を理解する。 【予習】 水質汚染及び「水質汚濁に係る環境基準」について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。 【復習】 水質汚染及び「水質汚濁に係る環境基準」について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 | 羽生田 岳昭 |
第5回 | 土壌汚染 ・土壌汚染及び「土壌の汚染に係る環境基準」 | 土壌汚染及び「土壌の汚染に係る環境基準」を理解する。 【予習】 土壌汚染及び「土壌の汚染に係る環境基準」について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。 【復習】 土壌汚染及び「土壌の汚染に係る環境基準」について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 | 羽生田 岳昭 |
第6回 | 閉鎖性海域 ・閉鎖性海域の特徴と環境基準 | 閉鎖性海域の特徴と同海域に関する環境基準を理解する。 【予習】 閉鎖性海域の特徴と環境基準について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。 【復習】 閉鎖性海域の特徴と環境基準について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 | 羽生田 岳昭 |
第7回 | 化学物質汚染 | 化学物質による汚染について理解を深める。 【予習】 化学物質による汚染について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。 【復習】 化学物質による汚染について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 | 羽生田 岳昭 |
第8回 | 化学物質のリスク評価 ・リスク評価の考え方や有害性の程度を表す指標 | 化学物質のリスク評価の考え方や有害性の程度を表す指標について理解する。 【予習】 化学物質のリスク評価の考え方や有害性の程度を表す指標について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。 【復習】 化学物質のリスク評価の考え方や有害性の程度を表す指標について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 | 羽生田 岳昭 |
第9回 | 地球温暖化 ・温暖化のメカニズムと現状 | 地球温暖化のメカニズムと現状を理解する。 【予習】 地球温暖化のメカニズムと現状について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。 【復習】 地球温暖化のメカニズムと現状について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 | 羽生田 岳昭 |
第10回 | 地球温暖化 ・温暖化の将来予測と温暖化への対策 | 地球温暖化の将来予測と温暖化への対策について理解する。 【予習】 地球温暖化の将来予測と温暖化への対策について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。 【復習】 地球温暖化の将来予測と温暖化への対策について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 | 羽生田 岳昭 |
第11回 | 沿岸環境の現状 ・人間活動の影響による沿岸環境の現状と外来種問題 | 沿岸環境の現状を理解する。 【予習】 沿岸環境の現状について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。 【復習】 沿岸環境の現状について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 | 羽生田 岳昭 |
第12回 | 環境影響評価 ・環境影響評価(環境アセスメント)の制度や方法 | 環境影響評価の制度や方法を理解する。 【予習】 環境影響評価の制度や方法について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。 【復習】 環境影響評価の制度や方法について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 | 羽生田 岳昭 |
第13回 | 原子力事故による広域環境汚染 ・汚染の実態 | 原子力事故による広域環境汚染の実態を理解する。 【予習】 原子力事故による広域環境汚染の実態について、調べて整理しておくこと。 【復習】 原子力事故による広域環境汚染の実態について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 | 羽生田 岳昭 |
第14回 | 原子力事故による広域環境汚染 ・汚染対策 | 原子力事故による広域環境汚染への対策を理解する。 【予習】 原子力事故による広域環境汚染対策について、調べて整理しておくこと。 【復習】 原子力事故による広域環境汚染対策について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 | 羽生田 岳昭 |
(定期試験) | |||
第15回 | 理解度確認 ・定期試験答案の返却 ・問題の解説 | 理解度を確認する。 【予習】 試験問題を見直し、疑問点を整理しておくこと。 【復習】 理解不足な点を学習し、理解を深めること。 | 羽生田 岳昭 |