Web Syllabus(講義概要)
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水圏植物学(MB301-EB17)
英文名Marine Botany
科目概要海洋生命科学科2年前期(前半) [(15コマ)]、3群科目、必修、講義、2単位(30時間)
必要授業
時間外学習
60時間
担当者●難波 信由※( 環境生物学 水圏植物学) nanba@kitasato-u.ac.jp

実務経験のある教員

教員名内容
難波 信由企業研究所での水圏および陸圏植物を対象とした室内とフィールド研究に関する実務経験を生かして、水圏植物の特徴を、学生が具体的に理解できるような授業を行っている。

資格取得コースとの関係

教職課程
学芸員養成課程本学が指定する授業科目
食品衛生管理者・監視員任用資格
自然再生士補資格

授業の目的

本授業科目は、沿岸生態系の基礎を造り上げている水圏植物、特に海藻類の形態、分類、生活史、季節変化などの生態学的特性と、環境変化が及ぼす影響について理解を図ることを目標とする。そして、海藻類に関する沿岸環境の保全や食料資源の維持への取り組みついて解説し、これらが地球環境や人間活動に対して果たす役割がどのようなものかを考える。

学習・教育目標との対応

    A: 多面的思考能力◯ B: 自然科学の基礎知識・理解◎ C: 専門分野の知識・技術    D: 問題解決能力
    E: 実務能力    F: コミュニケーション能力    G: 技術者倫理    H: 継続的学習能力

授業の内容

1.海藻類の分類
2.海藻類の形態
3.海藻類の生理
4.海藻類の生活史
5.海藻類の生き残り戦略
6.海藻類の生育分布
7.海藻類の増養殖
8.藻場と磯焼け

授業の方法

講義と質疑応答によって進める。

教材

種別書名著者・編者発行所値段(円)
教科書資料を配布して本授業科目の教科書とする。
参考書藻場の海藻と造成技術能登谷正浩 編成山堂書店4,200
参考書藻類多様性の生物学千原光雄 編内田老鶴圃9,450
参考書有用海藻誌大野正夫雄 編内田老鶴圃21,000
教科書
署名
資料を配布して本授業科目の教科書とする。
著者・編者
発行所
値段(円)
参考書
署名
藻場の海藻と造成技術
著者・編者
能登谷正浩 編
発行所
成山堂書店
値段(円)
4,200
参考書
署名
藻類多様性の生物学
著者・編者
千原光雄 編
発行所
内田老鶴圃
値段(円)
9,450
参考書
署名
有用海藻誌
著者・編者
大野正夫雄 編
発行所
内田老鶴圃
値段(円)
21,000

学生の到達目標

内容学習・教育目標との対応
1. 海藻類の分類・形態的特性を説明できる。目標B
2. 海藻類の光合成特性と環境要因との関係を説明できる。目標C
3. 海藻類の生活史と生き残り戦略を説明できる。目標C
4. 海藻類の生育分布を説明できる。目標B
5. 海藻類の生育分布に影響を及ぼす要因について説明できる。目標C
6. 海藻類の増養殖について概説できる。目標C
7. 藻場について概説できる。目標C
8. 磯焼けについて概説できる。目標C

評価方法・評価基準・フィードバックの方法

評価方法:定期試験 [100%]評価基準: 海藻類の分類体系、形態、生理、生活史、生育分布の特性、増養殖、藻場と磯焼けについて、正確に理解していること。
フィードバックの方法: 達成度確認期間に答案返却および解説を行う。

学習支援情報・その他注意等

オフィスアワーは特に設けません。

授業計画

実施項目学習内容と学習課題担当者
第1回ガイダンス講義の目標と構成、授業の進め方、評価方法を理解する。

【予習】
本講義のシラバスを読み、理解しておくこと。
【復習】
本講義のシラバスと講義内容を復習し、まとめること。
難波 信由
第2回海藻類の分類海藻類の分類体系を理解する。

【予習】
海藻類の分類について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
海藻類の分類について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
難波 信由
第3回海藻類の形態海藻類の形態学的特徴を理解する。

【予習】
海藻類の形態について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
海藻類の形態について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
難波 信由
第4回海藻類の生理
・光合成特性
海藻類の光合成特性を学習する。

【予習】
海藻類の光合成特性について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
海藻類の光合成特性について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
難波 信由
第5回海藻類の生理
・光合成と光量、温度、塩分など環境要因との関係
海藻類の光合成と光量、温度、塩分など環境要因との関係ついて理解を深める。

【予習】
海藻類の光合成と環境要因との関係について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
海藻類の光合成と環境要因との関係について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
難波 信由
第6回海藻類の生活史
・世代交代の型
海藻類の生活史を決める世代交代の型について理解を深める。

【予習】
海藻類の生活史(世代交代の型)について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
海藻類の生活史(世代交代の型)について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
難波 信由
第7回海藻類の生活史
・特別な世代交代の型
海藻類の生活史(特別な世代交代の型)について理解を深める。

【予習】
海藻類の生活史(特別な世代交代の型)について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
海藻類の生活史(特別な世代交代の型)について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
難波 信由
第8回海藻類の生き残り戦略海藻類の生活史と生き残り戦略との関係について理解を深める。

【予習】
本講義で学習した海藻類の生活史を復習するとともに、海藻類の生き残り戦略について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
海藻類の生活史と生き残り戦略との関係について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
難波 信由
第9回水平分布水平分布と環境要因との関係を理解する。

【予習】
本講義で学習した海藻類の生理を復習するとともに、水平分布についての配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
水平分布について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
難波 信由
第10回垂直分布垂直分布と環境要因との関係を理解する。

【予習】
本講義で学習した海藻類の生理を復習するとともに、垂直分布についての配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
垂直分布について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
難波 信由
第11回増養殖
・増養殖対象種
増養殖対象種の分類、生育分布、生活史、生態的特性を理解する。

【予習】
本講義で学習した海藻類の分類、形態、生活史を復習するとともに、増養殖対象種についての配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
増養殖対象種について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
難波 信由
第12回増養殖
・増養殖方法
・増養殖の現状と今後の動向
・増養殖方法を学習する。
・増養殖の現状、沿岸環境の保全などに関わる問題と今後の動向ついて理解を深める。

【予習】
本講義で学習した海藻類の分類、形態、生活史を復習するとともに、増養殖についての配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
増養殖方法および倫理的な問題と今後の動向について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
難波 信由
第13回藻場
・藻場構成種
・藻場の役割
・藻場造成方法
・藻場構成種の分類、生育分布、生活史、生態的特性を理解する。
・藻場の役割、藻場造成方法を学習する。

【予習】
本講義で学習した海藻類の分類、形態、生理、生活史を復習するとともに、藻場についての配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
藻場について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
難波 信由
第14回磯焼け
・藻場と磯焼け
・磯焼けの現状と今後の動向
・藻場と磯焼けとの関係を理解する。
・磯焼けの現状、沿岸環境の保全などに関わる問題と今後の動向ついて理解を深める。

【予習】
本講義で学習した海藻類の分類、形態、生理、生活史を復習するとともに、磯焼けについての配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
磯焼けについて、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
難波 信由
(定期試験)
第15回理解度確認
・定期試験答案の返却
・問題の解説
理解度を確認する。

【予習】
試験問題を見直し、疑問点を整理しておくこと。
【復習】
理解不足な点を学習し、理解を深めること。
難波 信由
第1回
実施項目
ガイダンス
学習内容と学習課題
講義の目標と構成、授業の進め方、評価方法を理解する。

【予習】
本講義のシラバスを読み、理解しておくこと。
【復習】
本講義のシラバスと講義内容を復習し、まとめること。
担当者
難波 信由
第2回
実施項目
海藻類の分類
学習内容と学習課題
海藻類の分類体系を理解する。

【予習】
海藻類の分類について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
海藻類の分類について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
担当者
難波 信由
第3回
実施項目
海藻類の形態
学習内容と学習課題
海藻類の形態学的特徴を理解する。

【予習】
海藻類の形態について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
海藻類の形態について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
担当者
難波 信由
第4回
実施項目
海藻類の生理
・光合成特性
学習内容と学習課題
海藻類の光合成特性を学習する。

【予習】
海藻類の光合成特性について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
海藻類の光合成特性について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
担当者
難波 信由
第5回
実施項目
海藻類の生理
・光合成と光量、温度、塩分など環境要因との関係
学習内容と学習課題
海藻類の光合成と光量、温度、塩分など環境要因との関係ついて理解を深める。

【予習】
海藻類の光合成と環境要因との関係について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
海藻類の光合成と環境要因との関係について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
担当者
難波 信由
第6回
実施項目
海藻類の生活史
・世代交代の型
学習内容と学習課題
海藻類の生活史を決める世代交代の型について理解を深める。

【予習】
海藻類の生活史(世代交代の型)について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
海藻類の生活史(世代交代の型)について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
担当者
難波 信由
第7回
実施項目
海藻類の生活史
・特別な世代交代の型
学習内容と学習課題
海藻類の生活史(特別な世代交代の型)について理解を深める。

【予習】
海藻類の生活史(特別な世代交代の型)について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
海藻類の生活史(特別な世代交代の型)について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
担当者
難波 信由
第8回
実施項目
海藻類の生き残り戦略
学習内容と学習課題
海藻類の生活史と生き残り戦略との関係について理解を深める。

【予習】
本講義で学習した海藻類の生活史を復習するとともに、海藻類の生き残り戦略について、配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
海藻類の生活史と生き残り戦略との関係について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
担当者
難波 信由
第9回
実施項目
水平分布
学習内容と学習課題
水平分布と環境要因との関係を理解する。

【予習】
本講義で学習した海藻類の生理を復習するとともに、水平分布についての配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
水平分布について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
担当者
難波 信由
第10回
実施項目
垂直分布
学習内容と学習課題
垂直分布と環境要因との関係を理解する。

【予習】
本講義で学習した海藻類の生理を復習するとともに、垂直分布についての配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
垂直分布について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
担当者
難波 信由
第11回
実施項目
増養殖
・増養殖対象種
学習内容と学習課題
増養殖対象種の分類、生育分布、生活史、生態的特性を理解する。

【予習】
本講義で学習した海藻類の分類、形態、生活史を復習するとともに、増養殖対象種についての配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
増養殖対象種について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
担当者
難波 信由
第12回
実施項目
増養殖
・増養殖方法
・増養殖の現状と今後の動向
学習内容と学習課題
・増養殖方法を学習する。
・増養殖の現状、沿岸環境の保全などに関わる問題と今後の動向ついて理解を深める。

【予習】
本講義で学習した海藻類の分類、形態、生活史を復習するとともに、増養殖についての配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
増養殖方法および倫理的な問題と今後の動向について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
担当者
難波 信由
第13回
実施項目
藻場
・藻場構成種
・藻場の役割
・藻場造成方法
学習内容と学習課題
・藻場構成種の分類、生育分布、生活史、生態的特性を理解する。
・藻場の役割、藻場造成方法を学習する。

【予習】
本講義で学習した海藻類の分類、形態、生理、生活史を復習するとともに、藻場についての配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
藻場について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
担当者
難波 信由
第14回
実施項目
磯焼け
・藻場と磯焼け
・磯焼けの現状と今後の動向
学習内容と学習課題
・藻場と磯焼けとの関係を理解する。
・磯焼けの現状、沿岸環境の保全などに関わる問題と今後の動向ついて理解を深める。

【予習】
本講義で学習した海藻類の分類、形態、生理、生活史を復習するとともに、磯焼けについての配布資料を読み、調べて整理しておくこと。
【復習】
磯焼けについて、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。
担当者
難波 信由
実施項目
(定期試験)
学習内容と学習課題
担当者
第15回
実施項目
理解度確認
・定期試験答案の返却
・問題の解説
学習内容と学習課題
理解度を確認する。

【予習】
試験問題を見直し、疑問点を整理しておくこと。
【復習】
理解不足な点を学習し、理解を深めること。
担当者
難波 信由