英文名 | Course for Scientific Presentation | |
---|---|---|
科目概要 | 海洋生命科学科3年後期(後半) [(8コマ)]、2群科目、必修、講義、1単位(15時間) | |
必要授業 時間外学習 | 30時間 | |
担当者 | ●菅野 信弘(応用生物化学 食品化学) kan-no@kitasato-u.ac.jp 田中丸 真琴※ |
教員名 | 内容 |
---|---|
田中丸 真琴 | 学生向けキャリア支援経験と企業向けコンサルティング経験を活かして、時代に求められる人材養成を目指した実践型講義を実施する。 |
プレゼンテーションは、社会において活躍する際に必須のスキルである。この授業では、プレゼンテーションに必要な情報の収集ならびに分析技術、情報の表現方法、発表技術を習得させる。授業は講義形式で実施し、最初にプレゼンテーションの基礎理論を講義したのち、デリバリー技術およびツールについて解説する。次に、様々な場面を想定したプレゼンテーションの実施について概説する。レポート課題として、実際のプレゼンテーションに結び付くテーマに取り組ませる。
A: 多面的思考能力 | B: 自然科学の基礎知識・理解 | C: 専門分野の知識・技術 | ◎ D: 問題解決能力 |
◯ E: 実務能力 | ◎ F: コミュニケーション能力 | G: 技術者倫理 | ◯ H: 継続的学習能力 |
1. プレゼンテーションの基礎
・ 講義内容・評価方法について
・ プレゼンテーションとは
・ プレゼンテーションの基本形
・ 分かりやすいシナリオの構成
2. デリバリー技術
・ デリバリー資料作成技法
・ スライド、ポスター、配布資料
・ 話し方、態度はどうあるべきか
3. プレゼンテーションの実際
・ 科学技術発表
・ 面接のプレゼンテーション
・ ビジネス・プレゼンテーション
講義と質疑応答および授業時間外の演習作業によって進める
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 値段(円) |
---|---|---|---|---|
教科書 | (なし) | |||
参考書 | 授業内で紹介する |
内容 | 学習・教育目標との対応 |
---|---|
1. プレゼンテーションの基本的な理論と技術について説明することができる。 | 目標EF |
2. 具体的テーマについて情報を収集・整理し、論理的構成を考えることができる。 | 目標DEF |
3. 議論から解決策を導き、 要領よく説明することができる。 | 目標DEF |
4. プレゼンテーションの戦略、シナリオを構成し、それに基づいた効果的なデリバリー資料を作成することができる。 | 目標DE |
5. プレゼンテーションの理論と技術を利用・応用することができる。 | 目標EH |
サマリーレポート(授業回ごとに実施) [50%]
課題テーマに関するプレゼンテーション・シナリオとデリバリー資料(ドラフト)の作成 [25%]
作製したシナリオに基づいたプレゼンテーション資料(PowerPoint)の作成 [25%]評価基準: サマリーレポートは、各回の授業の要点を的確に把握しているかを基準に評価する。
シナリオ、ドラフトおよびプレゼンテーション資料については、授業内で扱った要点を反映させて作成しているかを基準に評価する。
フィードバックの方法: サマリーレポートは原則として翌授業実施回に返却し、同時に解説を行なう。
PowerPointを利用できる環境を整えておくことが望ましい
回 | 実施項目 | 学習内容と学習課題 | 担当者 |
---|---|---|---|
1 | 1. プレゼンテーションの基礎 - (1) ・ 授業のガイダンス ・ プレゼンテーションとは (サマリーレポートの作製) | 本科目の目的と実施内容を理解する ・ プレゼンテーションとは何かを説明できるようにする ・ プレゼンテーションを学習する必要性を論じられる 【予習】 ・ 本授業科目のシラバスに眼を通し、概要を理解しておく 【復習】 ・ 授業内容の復習と整理 | 菅野 信弘 |
2 | 1. プレゼンテーションの基礎 - (2) ・ プレゼンテーションの基本形 (サマリーレポートの作製) | ・ プレゼンテーションの基本的流れを理解する 【予習】 - 【復習】 ・ 授業内容の復習と整理 | 菅野 信弘 |
3 | 1. プレゼンテーションの基礎 - (3) ・ 分かりやすいシナリオの構成 ・ 論理的な説明の仕方 (サマリーレポートの作製) | ・ プレゼンテーションのシナリオを構成することができるようになる 【予習】 - 【復習】 ・ 授業内容の復習と整理 ・ 課題プレゼンテーション(シナリオ)の作成 | 菅野 信弘 |
4 | 2. デリバリー技術 - (1) ・ デリバリー資料の役割 ・ デリバリー資料(スライド、ポスター、配布資料)作成の基本 (サマリーレポートの作製) | ・ プレゼンテーションにおけるデリバリー資料の役割を説明できる ・ デリバリー資料作成時の基本事項を習得する 【予習】 - 【復習】 ・ 授業内容の復習と整理 ・ 課題プレゼンテーション(デリバリー資料のドラフト)の作成 | 菅野 信弘 |
5 | 2. デリバリー技術 - (2) ・ プレゼンテーションにおける第一印象 ・ 理解してもらえる話し方 ・ 姿勢、目線、ジェスチャー (サマリーレポートの作製) | ・ プレゼンテーションにおける話し方や態度、ジェスチャー等の効果を理解する 【予習】 - 【復習】 ・授業内容の復習と整理 ・課題プレゼンテーションの作成 | 田中丸 真琴 |
6 | 3. プレゼンテーションの実際 - (1) ・ 科学技術発表 (サマリーレポートの作製) | ・ 卒業論文発表、学会発表等の科学技術発表の特性を理解し、その実施に必要なプレゼンテーションの方法を提示できる 【予習】 - 【復習】 ・授業内容の復習と整理 ・課題プレゼンテーションの作成 | 菅野 信弘 |
7 | 3. プレゼンテーションの実際 - (2) ・ 面接のプレゼンテーション (サマリーレポートの作製) | ・ 就職試験の面接をプレゼンテーションと捉え、何が求められるかを説明し、実践できる 【予習】 - 【復習】 ・授業内容の復習と整理 ・課題プレゼンテーションの作成 | 田中丸 真琴 |
8 | 3. プレゼンテーションの実際 - (3) ・ ビジネス・プレゼンテーション (サマリーレポートの作製) | ・ 社会で活躍するためにプレゼンテーション能力が必要であることを理解する ・ 社会生活の中で求められるプレゼンテーションのノウ・ハウを理解し習得する 【予習】 - 【復習】 ・授業内容の復習と整理 ・課題プレゼンテーションの完成 | 田中丸 真琴 |