Web Syllabus(講義概要)
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有毒有害生物論(MB301-BC14)
英文名Harmful Aquatic Organisms
科目概要海洋生命科学科3年後期(後半) [(8コマ)]、3群科目、選択、講義、1単位(15時間)
必要授業
時間外学習
30時間
担当者●佐藤 繁
岩月 正人

授業の目的

自然毒や刺咬毒を持つ、攻撃性を持つ、赤潮を形成する、人体に寄生する等、我々にとって好ましくない影響を及ぼす水生生物に関する基本的な知識を習得させる。

学習・教育目標との対応

    A: 多面的思考能力    B: 自然科学の基礎知識・理解◎ C: 専門分野の知識・技術    D: 問題解決能力
    E: 実務能力    F: コミュニケーション能力◯ G: 技術者倫理    H: 継続的学習能力

授業の内容

1. 魚毒
2. 貝毒と原因微細藻
3. 赤潮
・赤潮と青潮
・アオコ
4. 刺咬毒
5. 寄生虫(概要)
6. 寄生虫(駆虫薬ほか)
7. 突く・咬む・人間が食べ物に見える

授業の方法

講義と質疑応答によって進める

教材

種別書名著者・編者発行所値段(円)
教科書講義資料を配布する
参考書水産利用化学の基礎渡部終五 編恒星社厚生閣3800円 + 税
教科書
署名
講義資料を配布する
著者・編者
発行所
値段(円)
参考書
署名
水産利用化学の基礎
著者・編者
渡部終五 編
発行所
恒星社厚生閣
値段(円)
3800円 + 税

学生の到達目標

内容学習・教育目標との対応
1. 代表的な魚貝毒の本体と、これらを持つ水生生物について、具体例を挙げて説明できる目標C
2. 赤潮と貝毒の違いについて説明できる目標C
3. 水生生物の介在する寄生虫について、具体例を挙げて説明できる目標C
4. 人間にとって有害とされる生物を撲滅するすることが必ずしも適当とは言いきれない理由を、具体例を挙げて説明できる目標CG

評価方法・評価基準・フィードバックの方法

定期試験 [100%]評価基準: 有毒もしくは人間にとって有害な水生生物について正確な知識と理解を有すること
フィードバックの方法: 答案を返却し達成度確認を行う。

学習支援情報・その他注意等

スライド中心の授業となります
オフィスアワーは特に設けません
質問はメールでも受け付けます

授業計画

実施項目学習内容と学習課題担当者
第1回魚毒フグ毒、シガテラ関連有毒成分など、食中毒の原因となる代表的な自然毒について理解する

【予習】
教科書等で「フグ毒」「シガテラ」に関する記述に目を通しておく
【復習】
授業内容の取りまとめ
佐藤 繁
第2回貝毒原因微細藻麻痺性貝毒・下痢性貝毒など食中毒の原因となる貝毒と、その原因微細藻について理解する

【予習】
教科書等で「麻痺性貝毒」「下痢性貝毒」「ドウモイ酸」に関する記述に目を通しておく
【復習】
授業内容の取りまとめ
佐藤 繁
第3回赤潮と青潮赤潮および青潮とはどういうものかについて理解する

【予習】
ネット等を活用し、「赤潮」「青潮」に関する記述に目を通しておく
【復習】
授業内容の取りまとめ
佐藤 繁
第4回刺咬毒刺咬毒を持つ水生生物と毒の性状について理解する

【予習】
ネット等を活用し、「刺咬毒」に関する記述に目を通しておく
【復習】
授業内容の取りまとめ
佐藤 繁
第5回寄生虫(概要)ヒトの内部寄生虫に、どのようなものあるかについて理解する。

【予習】
ネット等を活用し、「寄生虫」に関する記述に目を通しておく
【復習】
授業内容の取りまとめ
佐藤 繁
第6回寄生虫(駆虫薬)ヒトの寄生虫を駆除するために有効な薬剤について理解する。

【予習】
ネット等を活用し、「駆虫薬」に関する記述に目を通しておく
【復習】
授業内容の取りまとめ
佐藤 繁
第7回突く・咬む・人間が食べ物に見える海で行動する際にヒトに危害を及ぼす生物群と対策ついて理解する。

【予習】
「サメ」「オニカマス」「ピラニア」「ダツ」に関する記述に目を通しておく。
【復習】
授業内容の取りまとめ
岩月 正人
(定期試験)
第8回・達成度確認
・定期試験の答え合わせと解説
ヒトに危害を及ぼす代表的な水生生物に関する理解度を確認する

【予習】
試験問題を見直し、疑問点を整理しておく
【復習】
理解不足の部分を学習する
佐藤 繁
第1回
実施項目
魚毒
学習内容と学習課題
フグ毒、シガテラ関連有毒成分など、食中毒の原因となる代表的な自然毒について理解する

【予習】
教科書等で「フグ毒」「シガテラ」に関する記述に目を通しておく
【復習】
授業内容の取りまとめ
担当者
佐藤 繁
第2回
実施項目
貝毒原因微細藻
学習内容と学習課題
麻痺性貝毒・下痢性貝毒など食中毒の原因となる貝毒と、その原因微細藻について理解する

【予習】
教科書等で「麻痺性貝毒」「下痢性貝毒」「ドウモイ酸」に関する記述に目を通しておく
【復習】
授業内容の取りまとめ
担当者
佐藤 繁
第3回
実施項目
赤潮と青潮
学習内容と学習課題
赤潮および青潮とはどういうものかについて理解する

【予習】
ネット等を活用し、「赤潮」「青潮」に関する記述に目を通しておく
【復習】
授業内容の取りまとめ
担当者
佐藤 繁
第4回
実施項目
刺咬毒
学習内容と学習課題
刺咬毒を持つ水生生物と毒の性状について理解する

【予習】
ネット等を活用し、「刺咬毒」に関する記述に目を通しておく
【復習】
授業内容の取りまとめ
担当者
佐藤 繁
第5回
実施項目
寄生虫(概要)
学習内容と学習課題
ヒトの内部寄生虫に、どのようなものあるかについて理解する。

【予習】
ネット等を活用し、「寄生虫」に関する記述に目を通しておく
【復習】
授業内容の取りまとめ
担当者
佐藤 繁
第6回
実施項目
寄生虫(駆虫薬)
学習内容と学習課題
ヒトの寄生虫を駆除するために有効な薬剤について理解する。

【予習】
ネット等を活用し、「駆虫薬」に関する記述に目を通しておく
【復習】
授業内容の取りまとめ
担当者
佐藤 繁
第7回
実施項目
突く・咬む・人間が食べ物に見える
学習内容と学習課題
海で行動する際にヒトに危害を及ぼす生物群と対策ついて理解する。

【予習】
「サメ」「オニカマス」「ピラニア」「ダツ」に関する記述に目を通しておく。
【復習】
授業内容の取りまとめ
担当者
岩月 正人
実施項目
(定期試験)
学習内容と学習課題
担当者
第8回
実施項目
・達成度確認
・定期試験の答え合わせと解説
学習内容と学習課題
ヒトに危害を及ぼす代表的な水生生物に関する理解度を確認する

【予習】
試験問題を見直し、疑問点を整理しておく
【復習】
理解不足の部分を学習する
担当者
佐藤 繁