英文名 | Harmful Aquatic Organisms | |
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科目概要 | 海洋生命科学科3年後期(後半) [(8コマ)]、3群科目、選択、講義、1単位(15時間) | |
必要授業 時間外学習 | 30時間 | |
担当者 | ●佐藤 繁 岩月 正人 |
自然毒や刺咬毒を持つ、攻撃性を持つ、赤潮を形成する、人体に寄生する等、我々にとって好ましくない影響を及ぼす水生生物に関する基本的な知識を習得させる。
A: 多面的思考能力 | B: 自然科学の基礎知識・理解 | ◎ C: 専門分野の知識・技術 | D: 問題解決能力 |
E: 実務能力 | F: コミュニケーション能力 | ◯ G: 技術者倫理 | H: 継続的学習能力 |
1. 魚毒
2. 貝毒と原因微細藻
3. 赤潮
・赤潮と青潮
・アオコ
4. 刺咬毒
5. 寄生虫(概要)
6. 寄生虫(駆虫薬ほか)
7. 突く・咬む・人間が食べ物に見える
講義と質疑応答によって進める
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 値段(円) |
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教科書 | 講義資料を配布する | |||
参考書 | 水産利用化学の基礎 | 渡部終五 編 | 恒星社厚生閣 | 3800円 + 税 |
内容 | 学習・教育目標との対応 |
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1. 代表的な魚貝毒の本体と、これらを持つ水生生物について、具体例を挙げて説明できる | 目標C |
2. 赤潮と貝毒の違いについて説明できる | 目標C |
3. 水生生物の介在する寄生虫について、具体例を挙げて説明できる | 目標C |
4. 人間にとって有害とされる生物を撲滅するすることが必ずしも適当とは言いきれない理由を、具体例を挙げて説明できる | 目標CG |
定期試験 [100%]評価基準: 有毒もしくは人間にとって有害な水生生物について正確な知識と理解を有すること
フィードバックの方法: 答案を返却し達成度確認を行う。
スライド中心の授業となります
オフィスアワーは特に設けません
質問はメールでも受け付けます
回 | 実施項目 | 学習内容と学習課題 | 担当者 |
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第1回 | 魚毒 | フグ毒、シガテラ関連有毒成分など、食中毒の原因となる代表的な自然毒について理解する 【予習】 教科書等で「フグ毒」「シガテラ」に関する記述に目を通しておく 【復習】 授業内容の取りまとめ | 佐藤 繁 |
第2回 | 貝毒原因微細藻 | 麻痺性貝毒・下痢性貝毒など食中毒の原因となる貝毒と、その原因微細藻について理解する 【予習】 教科書等で「麻痺性貝毒」「下痢性貝毒」「ドウモイ酸」に関する記述に目を通しておく 【復習】 授業内容の取りまとめ | 佐藤 繁 |
第3回 | 赤潮と青潮 | 赤潮および青潮とはどういうものかについて理解する 【予習】 ネット等を活用し、「赤潮」「青潮」に関する記述に目を通しておく 【復習】 授業内容の取りまとめ | 佐藤 繁 |
第4回 | 刺咬毒 | 刺咬毒を持つ水生生物と毒の性状について理解する 【予習】 ネット等を活用し、「刺咬毒」に関する記述に目を通しておく 【復習】 授業内容の取りまとめ | 佐藤 繁 |
第5回 | 寄生虫(概要) | ヒトの内部寄生虫に、どのようなものあるかについて理解する。 【予習】 ネット等を活用し、「寄生虫」に関する記述に目を通しておく 【復習】 授業内容の取りまとめ | 佐藤 繁 |
第6回 | 寄生虫(駆虫薬) | ヒトの寄生虫を駆除するために有効な薬剤について理解する。 【予習】 ネット等を活用し、「駆虫薬」に関する記述に目を通しておく 【復習】 授業内容の取りまとめ | 佐藤 繁 |
第7回 | 突く・咬む・人間が食べ物に見える | 海で行動する際にヒトに危害を及ぼす生物群と対策ついて理解する。 【予習】 「サメ」「オニカマス」「ピラニア」「ダツ」に関する記述に目を通しておく。 【復習】 授業内容の取りまとめ | 岩月 正人 |
(定期試験) | |||
第8回 | ・達成度確認 ・定期試験の答え合わせと解説 | ヒトに危害を及ぼす代表的な水生生物に関する理解度を確認する 【予習】 試験問題を見直し、疑問点を整理しておく 【復習】 理解不足の部分を学習する | 佐藤 繁 |