Web Syllabus(講義概要)
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水産経済学(MB301-SS03)
英文名Fisheries Economics
科目概要海洋生命科学科3年前期(前半) [(8コマ)]、3群科目、選択、講義、1単位(15時間)
必要授業
時間外学習
30時間
担当者●馬場 治

授業の目的

漁業生産の経済的特質と、その歴史的展開の背景に関する理解を深めることを目標とする。また、漁業をめぐる国際関係や近年重要な政策課題となっている漁業管理の現状について解説し、現在の漁業の置かれている社会経済的状況を総合的に理解することを目指す。

学習・教育目標との対応

◎ A: 多面的思考能力    B: 自然科学の基礎知識・理解◯ C: 専門分野の知識・技術    D: 問題解決能力
    E: 実務能力    F: コミュニケーション能力    G: 技術者倫理    H: 継続的学習能力

授業の内容

1.水産魚の産業的特質
2.日本の漁業生産と消費の構造Ⅰ
 ・日本の漁業生産の歴史的展開、その社会経済的背景
3.日本の漁業生産と消費の構造Ⅱ
 ・日本における水産物消費の特徴と動向
4.世界の漁業生産とその展開
5.海洋法体制と日本漁業
6.漁業管理と「資源管理型漁業」、海外の漁業管理制度と日本との比較
7.水産政策の現状と方向性
8.まとめ

授業の方法

講義形式

教材

種別書名著者・編者発行所値段(円)
教科書(なし)
参考書ポイント整理で学ぶ 水産経済廣吉・佐野編著北斗書房3,150
参考書上記以外に講義中に、各講義項目に沿った参考書を紹介する。
教科書
署名
著者・編者
発行所
値段(円)
参考書
署名
ポイント整理で学ぶ 水産経済
著者・編者
廣吉・佐野編著
発行所
北斗書房
値段(円)
3,150
参考書
署名
上記以外に講義中に、各講義項目に沿った参考書を紹介する。
著者・編者
発行所
値段(円)

学生の到達目標

内容学習・教育目標との対応
1. 日本漁業の基本的な経済的特徴に関する知見を習得し、説明することができる。目標AC
2. 日本漁業をめぐる国際関係を理解し、説明することができる。目標A

評価方法・評価基準・フィードバックの方法

定期試験 [100%]評価基準: 上記到達目標に達しているかを評価の基準とする。
フィードバックの方法: 疑問点等がある場合は、個別に教員宛てにメールを出してもらい、それにメールで回答することで疑問点の解消に務める。

学習支援情報・その他注意等

同学年で開講されている水産法規(集中講義)、水産物流通論(集中講義)も受講することで、内容の理解が一層深まる。 集中講義終了後あるいはメールでも質問等を受けます。

授業計画

実施項目学習内容と学習課題担当者
第1回水産業の産業的特質日本の水産業のもつ産業的特質を、漁場条件、労働条件、漁業組織条件、消費条件等から解説する

【予習】
指定された参考書の概要を事前に見ておく。
【復習】
講義ノートを見て、理解できなかったところをチェックしておく。
馬場 治
第2回日本の漁業生産と消費の構造Ⅰ日本の漁業生産の歴史的展開、その社会経済的背景などを解説する

【予習】
水産白書などの関連書籍を見て、あらかじめ情報を得ておく。
【復習】
講義内容を見直して、疑問に感じた点を確認しておく。
馬場 治
第3回日本の漁業生産と消費の構造Ⅱ日本における水産物消費の特徴と動向について解説する。

【予習】
水産白書などの関連書籍を見て、あらかじめ情報を得ておく。
【復習】
講義内容を見直して、疑問に感じた点を確認し、次回の講義で質問する準備をしておく。
馬場 治
第4回世界の漁業生産とその展開世界各国の漁業生産の特性について解説する

【予習】
FAOのホームページなどを参考に、あらかじめ関連情報を収集しておく。
【復習】
講義で、疑問に感じた点をチェックし、次回の講義で質問する準備をする。
馬場 治
第5回海洋法体制と日本漁業国連海洋法の制定と日本漁業の展開の関係について解説する

【予習】
国連海洋法関連の書籍、サイトなどを参考に、海洋法の概要に関する知識をあらかじめ入手しておく。
【復習】
海洋法について疑問に思った点をチェックし、次回の講義の際に質問する準備を行なう。
馬場 治
第6回漁業管理と「資源管理型漁業」、海外の漁業管理制度と日本との比較日本の漁業管理の構造、世界の漁業管理の趨勢を解説し、日本の漁業管理の特徴を明らかにする

【予習】
事前に水産庁のホームページなどを参考に、漁業管理に関する基礎知識を入手しておく。
【復習】
講義中に紹介された参考書を参考に、理解を深める。
馬場 治
第7回水産政策の現状と方向性今日の日本の水産政策の特徴を、日本漁業の現状との関係から解説する

【予習】
水産庁のホームページなどを参考に、現在の水産政策の概要について基礎情報を入手しておく。
【復習】
講義内で説明した内容について、改めて参考文献等を参考に理解を深める。
馬場 治
第8回初回からの講義の再整理。第1回~7回までの講義のポイントについて解説し、疑問に応える。

【予習】
第1~7回の講義ノートを見て、理解を深めておく。
【復習】
講義内で説明したポイントの理解を深める。
馬場 治
(定期試験)
第1回
実施項目
水産業の産業的特質
学習内容と学習課題
日本の水産業のもつ産業的特質を、漁場条件、労働条件、漁業組織条件、消費条件等から解説する

【予習】
指定された参考書の概要を事前に見ておく。
【復習】
講義ノートを見て、理解できなかったところをチェックしておく。
担当者
馬場 治
第2回
実施項目
日本の漁業生産と消費の構造Ⅰ
学習内容と学習課題
日本の漁業生産の歴史的展開、その社会経済的背景などを解説する

【予習】
水産白書などの関連書籍を見て、あらかじめ情報を得ておく。
【復習】
講義内容を見直して、疑問に感じた点を確認しておく。
担当者
馬場 治
第3回
実施項目
日本の漁業生産と消費の構造Ⅱ
学習内容と学習課題
日本における水産物消費の特徴と動向について解説する。

【予習】
水産白書などの関連書籍を見て、あらかじめ情報を得ておく。
【復習】
講義内容を見直して、疑問に感じた点を確認し、次回の講義で質問する準備をしておく。
担当者
馬場 治
第4回
実施項目
世界の漁業生産とその展開
学習内容と学習課題
世界各国の漁業生産の特性について解説する

【予習】
FAOのホームページなどを参考に、あらかじめ関連情報を収集しておく。
【復習】
講義で、疑問に感じた点をチェックし、次回の講義で質問する準備をする。
担当者
馬場 治
第5回
実施項目
海洋法体制と日本漁業
学習内容と学習課題
国連海洋法の制定と日本漁業の展開の関係について解説する

【予習】
国連海洋法関連の書籍、サイトなどを参考に、海洋法の概要に関する知識をあらかじめ入手しておく。
【復習】
海洋法について疑問に思った点をチェックし、次回の講義の際に質問する準備を行なう。
担当者
馬場 治
第6回
実施項目
漁業管理と「資源管理型漁業」、海外の漁業管理制度と日本との比較
学習内容と学習課題
日本の漁業管理の構造、世界の漁業管理の趨勢を解説し、日本の漁業管理の特徴を明らかにする

【予習】
事前に水産庁のホームページなどを参考に、漁業管理に関する基礎知識を入手しておく。
【復習】
講義中に紹介された参考書を参考に、理解を深める。
担当者
馬場 治
第7回
実施項目
水産政策の現状と方向性
学習内容と学習課題
今日の日本の水産政策の特徴を、日本漁業の現状との関係から解説する

【予習】
水産庁のホームページなどを参考に、現在の水産政策の概要について基礎情報を入手しておく。
【復習】
講義内で説明した内容について、改めて参考文献等を参考に理解を深める。
担当者
馬場 治
第8回
実施項目
初回からの講義の再整理。
学習内容と学習課題
第1回~7回までの講義のポイントについて解説し、疑問に応える。

【予習】
第1~7回の講義ノートを見て、理解を深めておく。
【復習】
講義内で説明したポイントの理解を深める。
担当者
馬場 治
実施項目
(定期試験)
学習内容と学習課題
担当者