英文名 | Aquaculture Sciences | |
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科目概要 | 増殖生物学専門分野(博士後期課程)1年次前期、講義、2単位(30時間) | |
必要授業 時間外学習 | 60時間 | |
担当者 | ●千葉 洋明※(増殖生物学 水族増殖学) h.tiba@kitasato-u.ac.jp 未定 |
増養殖対象生物の自然界ならびに人為環境における行動、生態を利用また制御するために必要となる行動生理学的知見を総合的に理解できる能力を養う。繁殖、初期発生、摂食、成長および成長の不均一性、なわばり性、汚染物質からの忌避、群行動、個体間社会関係など増養殖の効率を左右する基礎的要因が、飼育環境により変動する原因を生態学的、生理学的見地から解説して実践的な研究能力を養う。
繁殖、初期発生、摂食、成長、なわばり性、汚染物質からの忌避、群行動、個体間社会関係について生態学的、生理学的見地から解説し、考察する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 値段(円) |
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教科書 | なし | |||
参考書 | なし |
内容 |
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1. 一線の研究の背景を理解し、自らの研究を客観的に評価することができる。 |
レポート [100%]
評価基準:実施した研究を総合的に分析・評価して論文として発表できる能力を評価する。
フィードバックの方法:レポート返却時に講評・解説を行う。
【予習】
事前にシラバスを熟読し,講義内容について調べるとともに疑問点を整理しておく
【復習】
配布資料を見直し,講義内容について理解不足の箇所を学習する
回 | 実施項目 | 学習内容と学習課題 |
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1 | 序 論 | 動物の移動回遊と環境適応、その生理的調節機構 |
2-5 | 魚類の移動回遊生態 | サケ科魚類の回遊と内分泌系 カツオ・マグロ類の回遊と系統群 ウナギ類の回遊と淡水界での分散 |
6-9 | なわばり生態の発達 | ほ乳類の摂食なわばりと成長 サケ科魚類のなわばりと移動回遊の発現 ウナギのなわばりと性分化 |
10-14 | 生態と内分泌系 | 種内個体間闘争によるストレスと内分泌系 ストレスと生体防御系 ストレスと食欲 環境変化による内分泌系の応答 |
15 | 環境・生態・生理機構の相互作用 | 飼育環境下における動物の繁殖・行動・成長、その生理的調節機構 |