Web Syllabus(講義概要)
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水圏生態学特別実験
英文名Dessertation Research on Marine Ecology
科目概要環境生物学専門分野(博士後期課程)1~2年次通年、実験、4単位(180時間)
必要授業
時間外学習
担当者●朝日田 卓※(環境生物学 魚類生態学) asahida@kitasato-u.ac.jp
林﨑 健一(環境生物学 魚類生態学) ken-ichi@kitasato-u.ac.jp
三宅 裕志※(環境生物学 海洋無脊椎動物学) miyake@kitasato-u.ac.jp

授業の目的

水圏生態学に関するより高度な研究を行うために必要な調査方法や実験手法、データ解析手法など専門的技術を習得させる。また実験計画の立案から実施、データ解析、研究成果の取りまとめと検証までを行い、学会等で発表すると共に学術論文を投稿し、成果の公表を行う。研究成果は最終的に博士論文として取りまとめ、課題解決能力や社会に貢献する能力を習得させる。

授業の内容

実験計画の立案と実施のために必要な分析手法をはじめとした各種情報を収集し、さらにデータの解析や検証、成果の取りまとめを行う。成果は各種学会等で発表するとともに、学術論文を執筆し学会誌等に投稿し、成果の公表を行う。最終的には、研究成果を博士論文として取りまとめて、社会への成果還元につなげる。

授業の方法

教材

種別書名著者・編者発行所値段(円)
教科書なし
参考書適宜紹介する
教科書
署名
なし
著者・編者
発行所
値段(円)
参考書
署名
適宜紹介する
著者・編者
発行所
値段(円)

学生の到達目標

内容
1. 研究遂行に必要な専門的技術を習得し、さまざまな研究に応用できる。
2. 課題の発掘、研究計画の立案と修正、成果の取りまとめと公表ができる。
3. 研究成果を社会に還元するための方策について考察できる。

評価方法・評価基準・フィードバックの方法

レポート、論文 [100%]
評価基準:到達目標への到達度を上記により評価する
フィードバックの方法:実験の遂行にあたっては、成否を確認しながら指導を行い、問題点等を具体的に示す。成果のとりまとめにあたっては、必要な検討や内容の精査を行い、改善点等を具体的に示す。

学習支援情報・その他注意等

質問等は随時受け付けます(メール可)。

授業計画

実施項目学習内容と学習課題
1-15生物の解剖、耳石・鱗等の硬組織サンプルの分析法、生物飼育法および生態観察法生物の詳細な解剖や組織サンプル採取法、各種染色法、耳石等の研磨と分析、生物の飼育法と観察法、および映像記録等による行動観察法などの理論と技術。
16-30各種機器分析法水質分析、DNA塩基配列分析、硬組織微量元素分析、安定同位体比分析、各種質量分析法などの機器分析法の理論と技術を習得。
31-45各種データおよび映像などの情報処理法塩基配列や同位体比などのデータ解析法と各種統計解析による検証法、およびX線写真、顕微鏡写真、ハイビジョン水中映像など各種映像の解析法の理論と技術を習得。
46-60実験の実施と結果の評価実験計画に基づいた実験を行い、得られた結果の解析と検討から実験の再現性と信頼性を評価する。
61-75結果の取りまとめと検証および発表結果を取りまとめて類似研究や先行研究と比較し、仮説や観察結果の検証を行って学会等で発表する。
76-90研究成果の公表研究成果の検証を重ね、必要に応じた実験を追加して結果をまとめ、論点を整理して論文にまとめる。論文は関連学会誌等の学術雑誌に投稿する。
1-15
実施項目
生物の解剖、耳石・鱗等の硬組織サンプルの分析法、生物飼育法および生態観察法
学習内容と学習課題
生物の詳細な解剖や組織サンプル採取法、各種染色法、耳石等の研磨と分析、生物の飼育法と観察法、および映像記録等による行動観察法などの理論と技術。
16-30
実施項目
各種機器分析法
学習内容と学習課題
水質分析、DNA塩基配列分析、硬組織微量元素分析、安定同位体比分析、各種質量分析法などの機器分析法の理論と技術を習得。
31-45
実施項目
各種データおよび映像などの情報処理法
学習内容と学習課題
塩基配列や同位体比などのデータ解析法と各種統計解析による検証法、およびX線写真、顕微鏡写真、ハイビジョン水中映像など各種映像の解析法の理論と技術を習得。
46-60
実施項目
実験の実施と結果の評価
学習内容と学習課題
実験計画に基づいた実験を行い、得られた結果の解析と検討から実験の再現性と信頼性を評価する。
61-75
実施項目
結果の取りまとめと検証および発表
学習内容と学習課題
結果を取りまとめて類似研究や先行研究と比較し、仮説や観察結果の検証を行って学会等で発表する。
76-90
実施項目
研究成果の公表
学習内容と学習課題
研究成果の検証を重ね、必要に応じた実験を追加して結果をまとめ、論点を整理して論文にまとめる。論文は関連学会誌等の学術雑誌に投稿する。