英文名 | Methodology of Education | |
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科目概要 | 海洋生命科学科2年前期 [(8コマ)]、教職課程科目、必修、講義、1単位(15時間) | |
必要授業 時間外学習 | 30時間 | |
担当者 | ●山本 明利 |
教職課程 | ◯ | 教育の基礎的理解に関する科目等 |
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学芸員養成課程 | ||
食品衛生管理者・監視員任用資格 | ||
自然再生士補資格 |
これからの社会を担う子供たちに求められる資質・能力を育成するために必要な、教育の方法、現代的な教育の技術、情報機器及び教材の活用に関する基礎的な知識・技能を身に付ける。また、素朴概念を克服し、合理的な考え方を育成する方策について考える。
教育の課題、教育の方法および技術について学び、認識を深める。また、現代的な授業技術やICT教材活用の実習を通して、教育の実践的指導力を身につける。さらに、素朴概念を乗り越えて合理的な考え方を育てるための方法についても考察する。
パワーポイントと事前にClassroomで配信または当日配布する資料を用いて授業を進める。グループワーク、発表活動も適宜取り入れる。ICT教材、AV機器を積極的に活用する。感染症の流行状況により、同時双方向型の遠隔授業を併用することもある。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 値段(円) |
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教科書 | (なし) | |||
参考書 | 四訂・若い先生のための理科教育概論 | 畑中 忠雄 | 東洋館出版社 | 2,484円 |
参考書 | 仮説実験授業のABC・第5版 | 板倉 聖宣 | 仮説社 | 1,944円 |
参考書 | 中学校学習指導要領解説・総則編(平成29年7月) | 文部科学省 | 文部科学省のWebサイトにPDFファイルが公開されている。 | 無料 |
参考書 | 高等学校学習指導要領解説・総則編(平成30年7月) | 文部科学省 | 文部科学省のWebサイトにPDFファイルが公開されている。 | 無料 |
参考書 | 中学校学習指導要領解説・理科編(平成29年7月) | 文部科学省 | 文部科学省のWebサイトにPDFファイルが公開されている。 | 無料 |
参考書 | 高等学校学習指導要領解説・理科編・理数編(平成30年7月) | 文部科学省 | 文部科学省のWebサイトにPDFファイルが公開されている。 | 無料 |
内容 |
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1. 教育方法の基礎的理論と実践を理解している。 |
2. これからの社会を担う子供たちに求められる資質・能力を育成するための教育方法の在り方(主体的・対話的で深い学びの実現等)を理解している。 |
3. 学級・児童及び生徒・教員・教室・教材など授業・保育を構成する基礎的な要件を理解している。 |
4. 学習評価の基礎的な考え方を理解している。 |
5. 話法、板書等、授業を行う上での基礎的な技術を身に付けている。学習評価の基礎的な考え方を理解している。 |
6. 基礎的な学習指導理論を踏まえて、目標・内容、教材・教具、授業展開、学習形態、評価規準等の視点を含めた学習指導案を作成することができる。 |
7. 情報機器を活用して効果的に教材等を作成・提示することができる。 |
8. ICT利活用教材を取り入れた授業計画を立てることができる。 |
9. 素朴概念を克服し、合理的な考え方を育成する方策を理解している。 |
評価は毎回の提出物(40%)および、課題レポート(60%)により判定する。遅刻・欠席は減点、授業への積極的な参加は加点対象とする。
【フィードバック方法】講義内やClassroomで個別にコメントすることがある。
(予習)教材研究をし、学習指導案を作成する。(復習)前時までの授業内容を振り返り、理解した上で授業に臨むこと。
単元の区切りごとに課題レポートの提出を求めるので、学習内容を整理し、意見表明ができるようにしておくこと。
遅刻・欠席が多い場合は履修・修得を認めない。教師になった自分をイメージして授業に臨むこと。
回 | 実施項目 | 学習内容と学習課題 | 担当者 |
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1 | 教育思想と教育法のあゆみ(1) | 授業計画と講義の進め方ガイダンス。著名な教育思想家についてと教育の実践の歴史を学ぶ。 | 山本 明利 |
2 | 教育思想と教育法のあゆみ(2) | 現代の教育思想と実践、世界的な教育調査の動向を学ぶ。 | 山本 明利 |
3 | 教育の方法論(1) | 教育方法の基礎的理論と実践、学習評価の基礎的な考え方。 | 山本 明利 |
4 | 教育の方法論(2) | これからの社会で求められる資質・能力を育成するための教育方法。主体的・対話的で深い学びを実現する授業法。合理性や論理的思考力を育てるための教育を考える。 | 山本 明利 |
5 | 教育の要件と技術 | 教育の要件と授業を行う上での基礎的な技術(話法、板書等)、授業のの組み立て方、教材・教具の選び方について学ぶ。 | 山本 明利 |
6 | 情報機器及びICT教材の活用(1) | 生徒の情報活用能力を高めると共に、教科に関する興味・関心を高めたり、課題の把握や学習内容を整理するために、情報機器を効果的に活用する方法を学ぶ。情報モラルの指導法や、PIやILDsなどの新しい授業技術についても学ぶ。 | 山本 明利 |
7 | 情報機器及びICT教材の活用(2) | 一人一台端末や、スマートフォンなどを活用した、探求型個別学習の指導法について学ぶ。 | 山本 明利 |
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