Web Syllabus(講義概要)
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ICT活用の理論と方法(MB601-TC28)
英文名Theories and Methods of ICT Practice
科目概要海洋生命科学科2年前期 [(8コマ)]、教職課程科目、必修、講義、1単位(15時間)
必要授業
時間外学習
30時間
担当者●西原 秀夫

資格取得コースとの関係

教職課程教育の基礎的理解に関する科目等
学芸員養成課程
食品衛生管理者・監視員任用資格
自然再生士補資格

授業の目的

学校教育におけるICTの活用について、歴史的経緯や現状と課題、今後の方向性を理解すると共に、授業における効果的なICT活用、そのための授業準備、学習評価、さらに、校務におけるICT活用を考え、情報社会を生きていくための資質・能力である情報活用能力の育成法について修得する。

授業の内容

Society5.0 とも呼ばれる新たな時代・社会で求められる資質・能力を育むため、学校教育におけるICT活用の現状と課題について概観するとともに、望ましいICT活用のあり方と教員の求められるICT活用能力について考える。

授業の方法

教科書や配付資料に基づく講義や討論を基本とし、3回の必須レポートの作成を行う。また、講義内容に関して不明点を質問したり、任意レポートとしてまとめたりすることで、講座目的の実現を図る。

教材

種別書名著者・編者発行所値段(円)
教科書教科書なし(適時資料を配布する)
参考書中学校学習指導要領解説 理科編
高等学校学習指導要領解説 理科編 理数編
その他の参考書 ・ 副読本等については講義の中で紹介する。
文部科学省東洋館出版社
文部科学省WEBサイトに公開
教科書
署名
教科書なし(適時資料を配布する)
著者・編者
発行所
値段(円)
参考書
署名
中学校学習指導要領解説 理科編
高等学校学習指導要領解説 理科編 理数編
その他の参考書 ・ 副読本等については講義の中で紹介する。
著者・編者
文部科学省
発行所
東洋館出版社
文部科学省WEBサイトに公開
値段(円)

学生の到達目標

内容
1. 教育現場におけるICT活用の意義や理論について理解すると共に、ICTを活用した学習指導や校務の実際と今後の在り方について考察し、情報活用能力を育成する意義および育成方法を身に付ける。
2. 社会的背景の変化や急速な技術の発展も踏まえ、個別最適な学びと協働的な学びの実現や、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善の必要性など、情報通信技術の活用の意義と在り方を理解している。
3. 特別の支援を必要とする児童及び生徒に対する情報通信技術の活用の意義と活用に当たっての留意点を理解している。
4. ICT支援員などの外部人材や大学等の外部機関との連携の在り方、学校におけるICT環境の整備の在り方を理解している。
5. 育成を目指す資質・能力や学習場面に応じた情報通信技術を効果的に活用した指導事例(デジタル教材の作成・利用を含む。)を理解し、基礎的な指導法を身に付けている。
6. 学習履歴(スタディ・ログ)など教育データを活用して指導や学習評価に活用することや教育情報セキュリティの重要性について理解している。
7. 遠隔・オンライン教育の意義や関連するシステムの使用法を理解している。
8. 統合型校務支援システムを含む情報通信技術を効果的に活用した校務の推進について理解している。
9. 各教科、道徳、特別活動、総合的な学習の時間の時間(以下、「各教科等」という。)において、横断的に育成する情報活用能力(情報モラルを含む。)について、その内容を理解している。
10. 情報活用能力(情報モラルを含む。)について、各教科等の特性に応じた指導事例を理解し、基礎的な指導法を身に付けている。

評価方法・評価基準・フィードバックの方法

評価は講座中3回実施する必須レポートで判定する。講義内容に関する質問や任意レポートは加点対象とする。

【フィードバック方法】
Webやメールで受け取った質問やレポート課題については、回答や添削を、概ね1週間以内に返信する。

学習支援情報・その他注意等

授業への主体的な参加を期待するとともに、教職に就く者としての自覚を持ち指導力の向上に努めてもらいたい。

予習(120分):事前提示の必須レポート課題について、Web等で情報収集を行うこと。
復習(120分):講義で提示する個別課題について、自分の意見をまとめ、必要に応じて、自らの学習記録として任意レポートにまとめること。

授業計画

実施項目学習内容と学習課題担当者
1学校教育とICT講座オリエンテーション
情報活用の実践力育成のための、学校教育におけるICTの役割について
〇必須レポート課題提示(第1回)
公教育の目的と教員の意義についての理解に基づき、教職を目指す自らの現状と考えを捉え、教員に求められる資質能力の育成に対する見通しをもつ。
西原 秀夫
2教育の情報化に係る国の施策 教育のICT化に係る文部科学省の施策や教育委員会、学校の役割西原 秀夫
3教育の情報化と情報活用の実践力の育成教育の情報化と生徒の情報活用の実践力の育成の包括関係の理解
〇必須レポート課題提示(第2回)
西原 秀夫
4学習活動における教員のICT活用すべての教員が身に付けるべきICTを活用した指導力と情報科教員の役割西原 秀夫
5学習活動における生徒のICT活用対話的な学びや個別最適な学び、遠隔学習等による学びの保証を実現する学習方法の理解西原 秀夫
6特別支援教育とICT活用特別支援教育の理解と様々な学習障害を補完するためのICTの活用法
〇必須レポート課題提示(第3回)
西原 秀夫
7校務におけるICT活用授業以外の校務内容に関する理解とその負担軽減のためのICTの活用実態と望まれる役割西原 秀夫
8情報モラルと情報セキュリティ及び著作権法
まとめ
情報社会の中で求められる情報モラルと学校教育の役割及び学校教育に係る著作権法の理解
学校における情報セキュリティの実態と課題
講座全体の確認と総括
西原 秀夫
No. 1
実施項目
学校教育とICT
学習内容と学習課題
講座オリエンテーション
情報活用の実践力育成のための、学校教育におけるICTの役割について
〇必須レポート課題提示(第1回)
公教育の目的と教員の意義についての理解に基づき、教職を目指す自らの現状と考えを捉え、教員に求められる資質能力の育成に対する見通しをもつ。
担当者
西原 秀夫
No. 2
実施項目
教育の情報化に係る国の施策
学習内容と学習課題
教育のICT化に係る文部科学省の施策や教育委員会、学校の役割
担当者
西原 秀夫
No. 3
実施項目
教育の情報化と情報活用の実践力の育成
学習内容と学習課題
教育の情報化と生徒の情報活用の実践力の育成の包括関係の理解
〇必須レポート課題提示(第2回)
担当者
西原 秀夫
No. 4
実施項目
学習活動における教員のICT活用
学習内容と学習課題
すべての教員が身に付けるべきICTを活用した指導力と情報科教員の役割
担当者
西原 秀夫
No. 5
実施項目
学習活動における生徒のICT活用
学習内容と学習課題
対話的な学びや個別最適な学び、遠隔学習等による学びの保証を実現する学習方法の理解
担当者
西原 秀夫
No. 6
実施項目
特別支援教育とICT活用
学習内容と学習課題
特別支援教育の理解と様々な学習障害を補完するためのICTの活用法
〇必須レポート課題提示(第3回)
担当者
西原 秀夫
No. 7
実施項目
校務におけるICT活用
学習内容と学習課題
授業以外の校務内容に関する理解とその負担軽減のためのICTの活用実態と望まれる役割
担当者
西原 秀夫
No. 8
実施項目
情報モラルと情報セキュリティ及び著作権法
まとめ
学習内容と学習課題
情報社会の中で求められる情報モラルと学校教育の役割及び学校教育に係る著作権法の理解
学校における情報セキュリティの実態と課題
講座全体の確認と総括
担当者
西原 秀夫