英文名 | Teaching Practice Seminar | |
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科目概要 | 海洋生命科学科4年通年 [(15コマ)]、教職課程科目、必修、講義、1単位(15時間) | |
必要授業 時間外学習 | 60時間 | |
担当者 | 西原 秀夫 山本 明利 田中 保樹 |
教職課程 | ◯ | 教育の基礎的理解に関する科目等 |
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学芸員養成課程 | ||
食品衛生管理者・監視員任用資格 | ||
自然再生士補資格 |
教育実習に際し、その目標が十分に実現できるように補完する。
(1)事前講義
これまで教職課程で学習した教職に関する理論に触れながら、一教師として教育活動に参加する基本的な心構え、生徒指導や教科指導などの実践に即した指導方法を身に付ける。
(2)事後講義
教育実習での体験を基にした発表を行い、その成果や課題を共有する。また、各自の発表や振り返りなどから、教職そのものを改めて考える機会とする。
○講義形式による教育実習に関する総括的な講話
○実際の中学校又は高等学校における事前の実習(短期のインターンシップなど)
○模擬授業の実践と、その相互評価と協議
○実習での体験を基にした発表
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 値段(円) |
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教科書 | なし(必要な資料は授業時に配付する) | |||
参考書 | 教育実習で使用する教科書 | |||
参考書 | 小学校学習指導要領(平成 29 年告示) 解説 理科編 | 文部科学省 | 東洋館出版社 文部科学省 WEB サイトに 公開 | 111 円+税 |
参考書 | 中学校学習指導要領(平成 29 年告示) 解説 理科編 | 文部科学省 | 学校図書 文部科学省 WEB サイトに 公開 | 108 円+税 |
参考書 | 高等学校学習指導要領(平成 30 年告示) 解説 理科編・理数科編 | 文部科学省 | 実教出版株式会社 文部科学省 WEB サイトに 公開 | 529 円+税 |
参考書 | 高等学校学習指導要領(平成 30 年告示) 解 説 理数編 | 文部科学省 | 東京書籍 文部科学省 WEB サイトに 公開 | 950 円+税 |
参考書 | 「指導と評価の一体化」のための学習評価に 関する参考資料 小学校理科 | 国立教育政策研究所 | 東洋館出版社 国立教育政策研究所 WEB サイトに公開 | 1,100 円+税 |
参考書 | 「指導と評価の一体化」のための学習評価に 関する参考資料 中学校理科 | 国立教育政策研究所 | 東洋館出版社 国立教育政策研究所 WEB サイトに公開 | 900 円+税 |
参考書 | 「指導と評価の一体化」のための学習評価に 関する参考資料 高等学校理科 | 国立教育政策研究所 | 東洋館出版社 国立教育政策研究所 WEB サイトに公開 | 1,650 円+税 |
内容 |
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1. 学校教育、特に生徒指導、教科指導の望ましい在り方についての理解を深め、実践的な指導力を身に付ける。また、教育実習の体験を基にした発表を通して、求められる教育の在り方や教員としての資質能力などについての理解を深める。 |
授業やまとまりごとの提出物(レポートや学習指導案など)、授業への取組の状況などを総合的に評価し評定する。
【フィードバック方法】学習指導案と模擬授業に関しては、講義内で個別にコメントする。学生による相互評価から自己評価を促す。
【授業時間外に必要な学習時間】
○予習(120 分)模擬授業に際しては、十分な教材研究を行い、綿密な学習指導案を作成して臨むようにする。
○復習(120 分)教育実習後に、教育実習レポートと教育実習についてのアンケートを提出する。
○教師である自分をイメージして、教職を目指す者としてふさわしい態度で授業に臨むようにする。
○実際の中学校又は高等学校における事前の実習(短期のインターンシップ)に参加しなかった場合は、模擬授業の実践における3回の授業(10 回、11 回、12 回)に出席する。
回 | 実施項目 | 学習内容と学習課題 |
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1 | 教育実習に向けての総括的な講話(1) | 教職課程で学習した教職に関する理論について、復習と確認を行う。 |
2 | 教育実習に向けての総括的な講話(2) | 教科指導、生徒指導、学級経営、学校運営等についての実践的な指導方法を学ぶ。 |
3 | 教育実習に向けての総括的な講話(3) | 教員に求められる資質能力や態度、今後の教育の在り方などについて、グループで協議することで、教職についての理解を深める。 |
4 | 「主体的・対話的で深い学び」を学ぶ(1) | 理科の見方・考え方を働かせて科学的な探究を実現したり主体的・対話的で深い学びを実現したりする教育方法について、改めて学んだりグループで協議したりすることで理解を深める。 |
5 | 「主体的・対話的で深い学び」を学ぶ(2) | 教育委員会の指導主事や熟達した教員などによる模範授業と講義、質疑応答を通して、理科の見方・考え方を働かせること、科学的な探究や主体的・対話的で深い学び、指導と評価の一体化などについて学ぶ。 |
6 | 「主体的・対話的で深い学び」を学ぶ(3) | これからの理科教育の在り方を踏まえて、模擬授業の学習指導案を改善したり充実させたりする。 |
7 | 模擬授業の実践(1) | ① 実習校が高等学校(物理)対象者による学習指導案の作成と模擬授業を行う。 ② ①についての相互評価と協議を行う。 |
8 | 模擬授業の実践(2) | ① 実習校が高等学校(化学)対象者による学習指導案の作成と模擬授業を行う。 ② ①についての相互評価と協議を行う。 |
9 | 模擬授業の実践(3) | ① 実習校が高等学校(生物)対象者による学習指導案の作成と模擬授業を行う。 ② ①についての相互評価と協議を行う。 |
10 | 事前の実習(1) 又は 模擬授業の実践(4) | 中学校又は高等学校における事前の実習(短期のインターンシップ) 又は ① 実習校が中学校対象者による学習指導案の作成と模擬授業を行う。 ② ①についての相互評価と協議を行う。 |
11 | 事前の実習(2) 又は 模擬授業の実践(5) | 中学校又は高等学校における事前の実習(短期のインターンシップ) 又は ① 実習校が高等学校対象者による学習指導案の作成と模擬授業を行う。 ② ①についての相互評価と協議を行う。 |
12 | 事前の実習(3) 又は 模擬授業の実践(6) | 中学校又は高等学校における事前の実習(短期のインターンシップ) 又は ① 実習校が中高一貫校や中等教育学校対象者による学習指導案の作成と模擬授業を行う。 ② ①についての相互評価と協議を行う。 |
13 | 模擬授業の実践(7) | ① 実習校が中学校(第1分野)対象者による学習指導案の作成と模擬授業を行う。 ② ①についての相互評価と協議を行う。 |
14 | 模擬授業の実践(8) | ① 実習校が中学校(第2分野)対象者による学習指導案の作成と模擬授業を行う。 ② ①についての相互評価と協議を行う。 |
15 | 教育実習の報告 | 3年次生の教育実習に向けての準備や課題などに対して参考となるように、教育実習で学んだことや体験の報告を行う。また、各自の発表や振り返りなどから、教職そのものを改めて考える機会とする。 |