Web Syllabus(講義概要)
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理科教育法Ⅲ(MB601-TC34)
英文名Teaching Method of Science Education Ⅲ
科目概要海洋生命科学科3年前期 [(15コマ)]、教職課程科目、必修、講義、2単位(30時間)
必要授業
時間外学習
60時間
担当者●西原 秀夫

資格取得コースとの関係

教職課程教科及び教科の指導法に関する科目/大学が独自に設定する科目
学芸員養成課程
食品衛生管理者・監視員任用資格
自然再生士補資格

授業の目的

理科における教育目標、育成を目指す資質・能力を理解し、学習指導要領に示された当該教科の学習内容について背景となる学問領域と関連させて理解を深めるとともに、様々な学習指導理論を踏まえて具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付ける。また、理科教育法Ⅰ、Ⅱの学習を踏まえて、理科教育法Ⅲでは、観察・実験や現場での体験を通して理科教師としての実践力を身に付ける。

授業の内容

理科教育法Ⅲにおいては、理科教育法Ⅰ、Ⅱで学んだ理科教育の基本の上に、学習方法として、学習指導要領の理念を生かして、主に観察・実験とその実践のための具体的な知識・技術・方法等の実践的指導力を身につける。

授業の方法

講義と質疑応答によって進める。模擬授業の実践も行う。

教材

種別書名著者・編者発行所値段(円)
教科書教科書なし(適時資料を配布する)
参考書中学校学習指導要領解説 理科編
高等学校学習指導要領解説 理科編 理数編
その他の参考書 ・ 副読本等については講義の中で紹介する。
文部科学省東洋館出版社
文部科学省WEBサイトに公開
教科書
署名
教科書なし(適時資料を配布する)
著者・編者
発行所
値段(円)
参考書
署名
中学校学習指導要領解説 理科編
高等学校学習指導要領解説 理科編 理数編
その他の参考書 ・ 副読本等については講義の中で紹介する。
著者・編者
文部科学省
発行所
東洋館出版社
文部科学省WEBサイトに公開
値段(円)

学生の到達目標

内容
1. 学習指導要領における理科の目標及び主な内容並びに全体構造を理解している。
2. 個別の学習内容について指導上の留意点を理解している。
3. 理科と背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用することができる。
4. 子供の認識や思考、学力などの実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解している。
5. 学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成することができる。
6. 模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善の視点を身に付けている。
7. 理科における実践研究の動向を知り、授業設計の向上に取り組むことができる。

評価方法・評価基準・フィードバックの方法

提出物(35%)、模擬授業(35%)、毎回の振返りペーパーを含む授業への取組み状況(30%)
〔フィードバック方法〕模擬授業に関しては、講義内及び個別にコメントを行う。

学習支援情報・その他注意等

【予習】(120 分)事前にシラバスを熟読し、理解しておくとともに、指導法などの見識を広めておく。
【復習】(120 分)講義内容の復習とまとめ

授業への主体的な参加を期待するとともに、教職に就く者としての自覚を持ち指導力の向上に努めてもらいたい。

授業計画

実施項目学習内容と学習課題担当者
1オリエンテーション理科教育法Ⅰ、Ⅱの総括復習を行い
理科教育法Ⅲに関する学習を理解する。
西原 秀夫
2理科の目標及び内容(1)(教室・実験室)理科の観察・実験の安全指導を学ぶ。西原 秀夫
3理科の目標及び内容(2)(フィールド等)理科の観察・実験の安全指導を学ぶ。西原 秀夫
4理科の指導方法(1)ICT教材研究ICT教材を使用した指導西原 秀夫
5理科の指導方法(2)ICT教材研究ICT教材の開発(事例研究)西原 秀夫
6理科の指導方法(3)ICT教材開発ICT教材の開発(教材設計~開発)西原 秀夫
7理科の指導方法(4)ICT指導計画1ICT教材を使用した学習指導案作成西原 秀夫
8理科の指導方法(5)ICT模擬授業2ICT教材を使用した模擬授業西原 秀夫
9理科の指導方法(6)実験・観察指導計画2実験・観察を中心とした学習指導案の作成西原 秀夫
10理科の指導方法(7)実験・観察模擬授業2実験・観察を中心とした模擬授業西原 秀夫
11理科の指導方法(8)指導計画3 ICTを活用する学習の指導計画の策定西原 秀夫
12理科の指導方法(9)模擬授業3ICTを活用する学習の指導計画についての研究討議西原 秀夫
13校種(小・中・高)ごとの理科教育それぞれの校種の学習指導要領についての考察西原 秀夫
14校種間の理科教育の接続 校種間の接続の在り方についての研究討議西原 秀夫
15教科間の連携教科間の連携の在り方についての研究討議西原 秀夫
No. 1
実施項目
オリエンテーション
学習内容と学習課題
理科教育法Ⅰ、Ⅱの総括復習を行い
理科教育法Ⅲに関する学習を理解する。
担当者
西原 秀夫
No. 2
実施項目
理科の目標及び内容(1)(教室・実験室)
学習内容と学習課題
理科の観察・実験の安全指導を学ぶ。
担当者
西原 秀夫
No. 3
実施項目
理科の目標及び内容(2)(フィールド等)
学習内容と学習課題
理科の観察・実験の安全指導を学ぶ。
担当者
西原 秀夫
No. 4
実施項目
理科の指導方法(1)ICT教材研究
学習内容と学習課題
ICT教材を使用した指導
担当者
西原 秀夫
No. 5
実施項目
理科の指導方法(2)ICT教材研究
学習内容と学習課題
ICT教材の開発(事例研究)
担当者
西原 秀夫
No. 6
実施項目
理科の指導方法(3)ICT教材開発
学習内容と学習課題
ICT教材の開発(教材設計~開発)
担当者
西原 秀夫
No. 7
実施項目
理科の指導方法(4)ICT指導計画1
学習内容と学習課題
ICT教材を使用した学習指導案作成
担当者
西原 秀夫
No. 8
実施項目
理科の指導方法(5)ICT模擬授業2
学習内容と学習課題
ICT教材を使用した模擬授業
担当者
西原 秀夫
No. 9
実施項目
理科の指導方法(6)実験・観察指導計画2
学習内容と学習課題
実験・観察を中心とした学習指導案の作成
担当者
西原 秀夫
No. 10
実施項目
理科の指導方法(7)実験・観察模擬授業2
学習内容と学習課題
実験・観察を中心とした模擬授業
担当者
西原 秀夫
No. 11
実施項目
理科の指導方法(8)指導計画3
学習内容と学習課題
ICTを活用する学習の指導計画の策定
担当者
西原 秀夫
No. 12
実施項目
理科の指導方法(9)模擬授業3
学習内容と学習課題
ICTを活用する学習の指導計画についての研究討議
担当者
西原 秀夫
No. 13
実施項目
校種(小・中・高)ごとの理科教育
学習内容と学習課題
それぞれの校種の学習指導要領についての考察
担当者
西原 秀夫
No. 14
実施項目
校種間の理科教育の接続
学習内容と学習課題
校種間の接続の在り方についての研究討議
担当者
西原 秀夫
No. 15
実施項目
教科間の連携
学習内容と学習課題
教科間の連携の在り方についての研究討議
担当者
西原 秀夫