英文名 | Environmental Microbiology | |
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科目概要 | 環境生物学専門分野(修士課程)1~2年次2024年度前期、講義、2単位(30時間) | |
必要授業 時間外学習 | 60時間 | |
担当者 | ●小檜山 篤志(環境生物学 環境微生物学) kobiyama@kitasato-u.ac.jp |
本講義では微生物の生理・生態に関する知見を通じて微生物と人間活動の関わりについて理解を深める.また,微生物の各分類群の生理的特徴などについて講じることにより,微生物と他の生物群との相互関係や水圏環境の変化に対する微生物の応答を研究する上で必要な視点を養うことを目標とする.
1. 分類・分類群の特徴
2. 生息環境,分布
4. 栄養摂取様式
5. 増殖,生活史
6. 同化,異化
7. 微生物を介した物質・エネルギー循環
8. 生理生態の分子機構
9. 水圏微生物に関わるトピックスの紹介
講義形式
回 | 実施項目 | 学習内容と学習課題 |
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1回 | ガイダンス | 環境微生物学の概説,授業の目標,意義,進め方の説明 |
2回 | 微生物の分類、各分類群の特徴-1 | 細菌,菌類 |
3回 | 微生物の分類、各分類群の特徴-2 | 微細藻類 |
4回 | 微生物の分類、各分類群の特徴-3 | 原生動物,微小動物プランクトン |
5回 | 微生物の生理・生態-1 | 生息環境,栄養摂取様式 |
6回 | 微生物の生理・生態-2 | 増殖,生活史 |
7回 | 微生物の生理・生態-2 | 同化・異化 |
8回 | 微生物の生理・生態-3 | 同化・異化 |
9回 | 微生物の生理・生態-4 | 微生物を介した物質・エネルギー循環 |
10回 | 微生物の生理・生態-5 | 微生物の物質生産 |
11回 | 微生物の生理・生態-6 | 生理生態の分子機構 |
12回 | 微生物の生理・生態-7 | 生理生態の分子機構 |
13回 | 環境微生物研究の現状と課題-1 | 環境微生物に関するトピックスの紹介と議論 |
14回 | 環境微生物研究の現状と課題-2 | 環境微生物に関するトピックスの紹介と議論 |
15回 | 環境微生物研究の現状と課題-3 | 環境微生物に関するトピックスの紹介と議論 |
内容 |
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1. 微生物の多様性について述べることができる. |
2. 微生物のエネルギー獲得様式についてその概略を述べることができる. |
3. 微生物を含んだ物質循環やエネルギー循環について述べることができる. |
4. 水圏に生息する微生物の働きについて述べることができる. |
評価基準:レポートや講義内における口頭試問等を用い,達成度を評価する. [100%]
フィードバックの方法:随時解説する
授業では必要に応じて資料を配布する.
【予習】
シラバスや講義資料などを基にした次回の授業内容の確認.
【復習】
ノートや講義資料を基に参考資料を用いて整理し,授業内容の理解を深める.
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 値段(円) |
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教科書 | (なし) | |||
参考書 | 講義内で説明する |