Web Syllabus(講義概要)
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海洋生命科学特別講義Ⅲ
英文名Advanced Topics in Marine Biosciences Ⅲ
科目概要応用生物化学専門分野(修士課程)1~2年次2024年度集中、講義、1単位(15時間)
必要授業
時間外学習
30時間
担当者●笠井 宏朗(応用微生物学) hkasai@kitasato-u.ac.jp
外部講師

実務経験のある教員

教員名内容
笠井 宏朗株式会社海洋バイオテクノロジー研究所において、海洋微生物の多様性研究と機能探索に携わってきた。本特別講義では、同研究所でともに研究活動を展開してきた方々をお招きし、微細藻類の多様性研究の最前線や藻類の機能活用、機能強化について、最近の話題を提供する。

授業の目的

水圏に生息する生物や、それらを取り巻く環境に関する最新の知見を理解すること、さらに、外部講師による最先端の研究例や実用化の事例の紹介を通して水圏生物科学及びその利用に関する幅広い視野を獲得することを目的とする。

教育内容

微細藻類等の系統的、機能的多様性について理解を深めるとともに、それらの実用化に向けた研究開発について、大学や企業などの研究機関に所属し各分野で最先端の研究開発に携わっている研究者の講義をもとに成果や課題を知り、今後の可能性について理解する。講義では自由に質問を受け付け、コミュニケーションを取りながら理解を深める。教科書は特に指定しないが、講義の際に配布する資料に参考文献を紹介し、聴講後に理解を深める助けとする。

教育方法

外部講師を含むオムニバス形式の講義である。

授業内容

実施項目学習内容と学習課題担当者
1回微細藻類の定義や系統的多様性微細藻類の多様性研究の基礎について理解する。(外部講師-1)
【予習】事前配付資料などを参考に、少なくとも一つ、質問を考える。
【復習】講義を通して、事前に挙げた疑問点がどのように解決したかをレポートにまとめる。
2回新規微細藻類資源の探索微細藻類の多様性研究の最先端について知る。(外部講師-1)
【予習】事前配付資料などを参考に、少なくとも一つ、質問を考える。
【復習】講義を通して、事前に挙げた疑問点がどのように解決したかをレポートにまとめる。
3回藻類の大量培養技術藻類の大量培養技術の基礎について理解する。(外部講師-2)
【予習】事前配付資料などを参考に、少なくとも一つ、質問を考える。
【復習】講義を通して、事前に挙げた疑問点がどのように解決したかをレポートにまとめる。
4回ブルーカーボン創出技術藻類養殖が生み出すブルーカーボンなどについて知る。(外部講師-2)
【予習】事前配付資料などを参考に、少なくとも一つ、質問を考える。
【復習】講義を通して、事前に挙げた疑問点がどのように解決したかをレポートにまとめる。
5回微細藻類の代謝と有用性藻類による油脂生産の基礎について理解する。(外部講師-3)
【予習】事前配付資料などを参考に、少なくとも一つ、質問を考える。
【復習】講義を通して、事前に挙げた疑問点がどのように解決したかをレポートにまとめる。
6回微細藻類の育種技術微細藻類のゲノム編集技術等について知る。(外部講師-3)
【予習】事前配付資料などを参考に、少なくとも一つ、質問を考える。
【復習】講義を通して、事前に挙げた疑問点がどのように解決したかをレポートにまとめる。
7回水産増養殖における微細藻類の可能性水産増養殖における微細藻類の有用性について理解する。
【予習】事前配付資料などを参考に、少なくとも一つ、質問を考える。
【復習】講義を通して、事前に挙げた疑問点がどのように解決したかをレポートにまとめる。
笠井 宏朗
8回地域での微細藻類等の微生物利用の試み三陸地域で油脂生産微細藻類など微生物利用の試みについて知る。
【予習】事前配付資料などを参考に、少なくとも一つ、質問を考える。
【復習】講義を通して、事前に挙げた疑問点がどのように解決したかをレポートにまとめる。
笠井 宏朗
No. 1
実施項目
微細藻類の定義や系統的多様性
学習内容と学習課題
微細藻類の多様性研究の基礎について理解する。(外部講師-1)
【予習】事前配付資料などを参考に、少なくとも一つ、質問を考える。
【復習】講義を通して、事前に挙げた疑問点がどのように解決したかをレポートにまとめる。
担当者
No. 2
実施項目
新規微細藻類資源の探索
学習内容と学習課題
微細藻類の多様性研究の最先端について知る。(外部講師-1)
【予習】事前配付資料などを参考に、少なくとも一つ、質問を考える。
【復習】講義を通して、事前に挙げた疑問点がどのように解決したかをレポートにまとめる。
担当者
No. 3
実施項目
藻類の大量培養技術
学習内容と学習課題
藻類の大量培養技術の基礎について理解する。(外部講師-2)
【予習】事前配付資料などを参考に、少なくとも一つ、質問を考える。
【復習】講義を通して、事前に挙げた疑問点がどのように解決したかをレポートにまとめる。
担当者
No. 4
実施項目
ブルーカーボン創出技術
学習内容と学習課題
藻類養殖が生み出すブルーカーボンなどについて知る。(外部講師-2)
【予習】事前配付資料などを参考に、少なくとも一つ、質問を考える。
【復習】講義を通して、事前に挙げた疑問点がどのように解決したかをレポートにまとめる。
担当者
No. 5
実施項目
微細藻類の代謝と有用性
学習内容と学習課題
藻類による油脂生産の基礎について理解する。(外部講師-3)
【予習】事前配付資料などを参考に、少なくとも一つ、質問を考える。
【復習】講義を通して、事前に挙げた疑問点がどのように解決したかをレポートにまとめる。
担当者
No. 6
実施項目
微細藻類の育種技術
学習内容と学習課題
微細藻類のゲノム編集技術等について知る。(外部講師-3)
【予習】事前配付資料などを参考に、少なくとも一つ、質問を考える。
【復習】講義を通して、事前に挙げた疑問点がどのように解決したかをレポートにまとめる。
担当者
No. 7
実施項目
水産増養殖における微細藻類の可能性
学習内容と学習課題
水産増養殖における微細藻類の有用性について理解する。
【予習】事前配付資料などを参考に、少なくとも一つ、質問を考える。
【復習】講義を通して、事前に挙げた疑問点がどのように解決したかをレポートにまとめる。
担当者
笠井 宏朗
No. 8
実施項目
地域での微細藻類等の微生物利用の試み
学習内容と学習課題
三陸地域で油脂生産微細藻類など微生物利用の試みについて知る。
【予習】事前配付資料などを参考に、少なくとも一つ、質問を考える。
【復習】講義を通して、事前に挙げた疑問点がどのように解決したかをレポートにまとめる。
担当者
笠井 宏朗

到達目標

内容
1. 微細藻類の系統的多様性や進化について説明できるとともに、新規微細藻類の探索活動について解説できる。
2. 藻類の大量培養技術について説明できるとともに、ブルーカーボン創出技術について解説できる。
3. 油脂生産微細藻類の生理生化学について説明できるとともに、育種による機能強化技術について解説できる。
4. 油脂生産微細藻類等微生物の水産増養殖での有用性について説明できるとともに、三陸地域での利用の可能性について解説できる。

評価方法

講義内容に関するレポート [100%]
評価基準:レポート課題
フィードバックの方法:レポート返却

その他注意等

海洋生命科学特別講義Ⅲは、隔年開講とする。
資料等は、事前に閲覧可能にする。参考書は講義の前に紹介し、参考文献などについては授業担当者から説明がある。
質問は随時受け付ける。
【予習】
事前に閲覧可能にする講義資料および参考書により予習を行い、質問、疑問点、コメントを考える。
【復習】
講義資料をもとに復習を行い、講義前に考えた質問、疑問点、コメントについてレポートにまとめる。

教材

種別書名著者・編者発行所値段(円)
教科書毎回資料を事前に配布する。
参考書ブルーカーボンとは何か 温暖化を防ぐ「海の森」(岩波ブックレット 1067) 枝廣 淳子岩波書店638
参考書藻類由来バイオ燃料と有用物質《普及版》 (バイオテクノロジーシリーズ)シーエムシー出版編集部3960
教科書
署名
毎回資料を事前に配布する。
著者・編者
発行所
値段(円)
参考書
署名
ブルーカーボンとは何か 温暖化を防ぐ「海の森」(岩波ブックレット 1067)
著者・編者
枝廣 淳子
発行所
岩波書店
値段(円)
638
参考書
署名
藻類由来バイオ燃料と有用物質《普及版》 (バイオテクノロジーシリーズ)
著者・編者
発行所
シーエムシー出版編集部
値段(円)
3960