英文名 | Marine Environmental Microbiology | |
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科目概要 | 環境生物学専門分野(博士後期課程)1年次前期、講義、2単位(30時間) | |
必要授業 時間外学習 | 60時間 | |
担当者 | ●小檜山 篤志(環境生物学 環境微生物学) kobiyama@kitasato-u.ac.jp |
水圏における環境微生物の分類,生態,生理などに関して最新の学術論文を使って解説し,この分野の研究をより専門的かつ体系的に理解するように促す.とくに,細菌や微細藻類,微小動物プランクトンの栄養摂取様式,環境適応機構や生活史などの個別的問題についてこれまでの知見を整理し,未解決の問題を明確化するとともに,研究を自ら創出できるように指導する.
・微生物の分類と分類群の特徴
・微生物の生息環境
・微生物の増殖,生活史
・微生物の生理,生態
・微生物の栄養摂取様式
・微生物の代謝
・微生物の光合成
・沿岸の物質・エネルギー循環と微生物
・微生物の環境適応機構
・微生物の利用
・微生物の生産する物質
講義形式
回 | 実施項目 | 学習内容と学習課題 |
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1-4 | 微生物の分類 | 分類体系,分類指標,各分類群の特徴について学ぶ. |
5-10 | 微生物の生理・生態 | 微生物の生息環境,栄養摂取様式,共存微生物との関係,共生系,増殖,生活史などについて例を挙げながら学習する. |
11-14 | 微生物の代謝 | 微生物の光合成過程,生理活性物質,窒素やリンの代謝過程,環境適応機構,微生物の利用などについて知見を整理し,課題を明らかにする. |
15 | 学習成果の確認 | 講義のまとめ |
内容 |
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1. 微生物について分類体系と分類指標を述べることができる. |
2. 微生物の生息環境と生態について述べることができる. |
3. 微生物のエネルギー獲得様式や代謝について述べることができる. |
4. 微生物の利用に関して述べることができる. |
レポートや講義内での口頭試問等を用い,達成度を評価する. [100%]
評価基準:到達目標に対する達成度について評価する.
フィードバックの方法:随時解説する.
特になし
【予習】
シラバスの確認や,講義資料を基にした次回の授業内容の確認.
【復習】
ノートや配布資料を基に参考資料を用いて整理し,授業内容の理解を深める.
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 値段(円) |
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教科書 | なし | |||
参考書 | なし |