英文名 | Selected Topics in Deep-sea biology. | |
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科目概要 | 環境生物学専門分野(博士後期課程)1~2年次通年、演習、4単位(120時間) | |
必要授業 時間外学習 | 60時間 | |
担当者 | ●吉田 尊雄(環境生物学 深海生物学) tyoshida@jamstec.go.jp ドゥーグル リンズィー(環境生物学 深海生物学) dhugal@jamstec.go.jp 渡部 裕美(環境生物学 深海生物学) hwatanabe@jamstec.go.jp |
深海生物学、共生生物学の基礎的な考え方、ならびにこれらを繋ぐ海洋の生態について学ぶために、最新の論文を探し出し、精読し、研究方法、解析技術、論文の内容、問題点などを分析する。その結果をセミナー形式で発表することにより、人に伝える技術を習得するとともに、討議することによって考察力、洞察力を深める。また、研究の成果を学会やシンポジウムなどで積極的に発表し、研究者としての自立を促すとともに研究成果発表能力の向上を図る。
1年次は、博士論文の研究課題に関する幅広い知識を獲得し、論理的な研究発表を行うため、自身の研究に即した内容を選び、関連した論文をレビューする。
2年次は、研究成果をレポートにまとめるとともに、国内外の学会において発表する。
講義、グルーブディスカッション、プレゼンテーション
回 | 実施項目 | 学習内容と学習課題 |
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1-4 | 研究計画 | 自らの研究計画の立案 |
5-10 | 文献の収集と整理 | さまざまな論文データベースを使った文献検索方法、得た文献の整理方法 |
11-30 | 科学論文の読み方 | 研究方法、解析技術、データの吟味、論文の内容、問題点の整理 |
31-60 | 論文紹介 | 学位論文作成のための基本的骨組みを作成し、発表させることにより問題点の把握、独創性、課題解決方法の妥当性について参加者で論議を行う。 |
内容 |
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1. 深海生物に関わる必要な文献を的確に探しだし、整理できるようになる。 |
2. 科学論文の内容を理解し、効果的な発表用資料を作成し、相手に伝わる発表ができるようになる。 |
3. 科学論文の内容の長所や欠点を洗い出せるようになる。 |
4. 精読した科学論文から得た知識を自らの博士論文の作成のための糧にすることができるようになる。 |
課題発表 [100% ]
評価基準:到達目標への到達度で評価する。
フィードバックの方法:進捗状況とその内容を確認し、必要な指導を行う。発表および発表用資料には細かくコメントし、改善点を具体的に示し、新たな議論に繋げる。
特になし
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 値段(円) |
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教科書 | なし | |||
参考書 | なし |