| 英文名 | Teaching Method of Science Education Ⅳ | |
|---|---|---|
| 科目概要 | 海洋生命科学科３年後期 [(15コマ)]、教職課程科目、必修、講義、２単位(30時間) | |
| 必要授業 時間外学習 | 60時間 | |
| 担当者 | ●西原 秀夫※ | |
| 教員名 | 内容 |
|---|---|
| 西原 秀夫 | 高等学校の教諭（主に理科）や学校管理職、教育委員会の指導主事などの経験をもつ教員が、最新の教育に関する情報を基にして、教職についての指導を行う。 |
| 教職課程 | ◯ | 教科及び教科の指導法に関する科目/大学が独自に設定する科目 |
|---|---|---|
| 学芸員養成課程 | ||
| 食品衛生管理者・監視員任用資格 | ||
| 自然再生士補資格 |
理科における教育目標、育成を目指す資質・能力を理解し、学習指導要領に示された当該教科の学習内容について背景となる学問領域と関連させて理解を深めるとともに、様々な学習指導理論を踏まえて具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付ける。また、理科教育法Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの学習を踏まえて、理科教育法Ⅳでは、今後求められる主体的・対話的な深い学び等について理科教師としての実践力を身に付ける。
理科教育法Ⅳにおいては、理科教育法Ⅰ、Ⅱ、Ⅲで学んだ理科教育の基本の上に、学習方法として、学習指導要領の理念を生かして、求められる学力の在り方とその実践のための具体的な知識・技術・方法等の実践的指導力を身につける。
講義と質疑応答によって進める。模擬授業の実践も行う。
〔フィードバック方法〕模擬授業に関しては、講義内及び個別にコメントを行う。
| A: 多面的思考能力 | ◯ B: 自然科学の基礎知識・理解 | ◯ C: 専門分野の知識・技術 | D: 問題解決能力 |
| ◯ E: 実務能力 | ◯ F: コミュニケーション能力 | G: 技術者倫理 | ◯ H: 継続的学習能力 |
| 回 | 実施項目 | 学習内容と学習課題 | 担当者 |
|---|---|---|---|
| 1 | オリエンテーション | 理科教育法Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの総括復習を行い理科教育法Ⅳに関する学習を理解する。 【予習】理科教育法Ⅰ～Ⅲの学習内容を振り返る 【復習】Classroomで配付する動画や資料による復習 | 西原 秀夫 |
| 2 | 理科の目標及び内容（１） | 主体的・対話的な深い学びの目的を理解する。 【予習】前時の指示に基づく予習 【復習】Classroomで配付する動画や資料による復習 | 西原 秀夫 |
| 3 | 理科の目標及び内容（２） | 主体的・対話的な深い学びの実践例を研究分析をする。（中学校） 【予習】前時の指示に基づく予習 【復習】Classroomで配付する動画や資料による復習 | 西原 秀夫 |
| 4 | 理科の目標及び内容（３） | 主体的・対話的な深い学びの実践例を研究分析をする。 （高校） 【予習】前時の指示に基づく予習 【復習】Classroomで配付する動画や資料による復習 | 西原 秀夫 |
| 5 | 理科の指導方法（１） | 主体的・対話的な深い学びにおける様々な評価方法について理解する。( ポートフォリオ評価等） 【予習】前時の指示に基づく予習 【復習】Classroomで配付する動画や資料による復習 | 西原 秀夫 |
| 6 | 理科の指導方法（２） | 主体的・対話的な深い学びにおける様々な評価方法について理解する。( ルーブリックによる評価等） 【予習】前時の指示に基づく予習 【復習】Classroomで配付する動画や資料による復習 | 西原 秀夫 |
| 7 | 理科の指導方法（３） | 主体的・対話的な深い学びにおける様々な評価方法について理解する。( 評価実習） 【予習】前時の指示に基づく予習 【復習】Classroomで配付する動画や資料による復習 | 西原 秀夫 |
| 8 | 理科の最新動向（１）研究協議 | 生徒からの質問等への対応や生徒指導等について 【予習】前時の指示に基づく予習 【復習】Classroomで配付する動画や資料による復習 | 西原 秀夫 |
| 9 | 理科の最新動向（２）研究協議 | 実験の安全管理と実験中の事故やトラブル等に関する対処や対応について 【予習】前時の指示に基づく予習 【復習】Classroomで配付する動画や資料による復習 | 西原 秀夫 |
| 10 | 理科の最新動向（３）研究協議 | 授業で使用するＩＣＴ教材や補助プリント等の作成・活用について 【予習】前時の指示に基づく予習 【復習】Classroomで配付する動画や資料による復習 | 西原 秀夫 |
| 11 | 理科の最新動向（４）研究協議 | 授業内容をどの程度理解しているか評価するための小テスト等の作成について 定期考査の作成とそのねらいについて 【予習】前時の指示に基づく予習 【復習】Classroomで配付する動画や資料による復習 | 西原 秀夫 |
| 12 | 理科の最新動向（４）研究協議 | 施設・設備、教育課程の管理 理科実験室の管理と効率的活用ができるようにする。 【予習】前時の指示に基づく予習 【復習】Classroomで配付する動画や資料による復習 | 西原 秀夫 |
| 13 | 模擬授業（１） | 情報機器を取り入れた模擬授業 【予習】学習指導案作成と模擬授業練習 【復習】Classroomで配付する動画や資料による復習 | 西原 秀夫 |
| 14 | 模擬授業（２） | 観察・実験を取り入れた模擬授業 【予習】学習指導案作成と模擬授業練習 【復習】Classroomで配付する動画や資料による復習 | 西原 秀夫 |
| 15 | まとめ | 模擬授業と理科教育法Ⅳのまとめ 【予習】前時の指示に基づく予習 【復習】Classroomで配付する動画や資料による復習 | 西原 秀夫 |
| 内容 | 学習・教育目標との対応 |
|---|---|
| 1. 学習指導要領における理科の目標及び主な内容並びに全体構造を理解し、説明できる。 | 目標C |
| 2. 個別の学習内容について指導上の留意点を理解し、説明できる。 | 目標C |
| 3. 当該教科の学習評価の考え方を理解し、説明できる。 | 目標BC |
| 4. 当該教科と背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用することができる。 | 目標CE |
| 5. 発展的な学習内容について探究し、学習指導への位置付けを考察することができる。 | 目標BE |
| 6. 子供の認識や思考、学力などの実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解し、説明できる。 | 目標BE |
| 7. 当該教科の特性に応じた情報機器及び教材の効果的な活用法を理解し、授業設計に活用することができる。 | 目標BE |
| 8. 学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成することができる。 | 目標BE |
| 9. 模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善の視点を身に付け、実践で活用できる。 | 目標BEF |
| 10. 当該教科における実践研究の動向を知り、授業設計の向上に取り組むことができる。 | 目標BH |
提出物（35％）、模擬授業（35％）、毎回の振返りペーパーを含む授業への取組み状況（30％）で評価する。提出物にあっては講義内容との関連性を重視する。
【予習】（120 分）事前にシラバスを熟読し、理解しておくとともに、指導法などの見識を広めておく。
【復習】（120 分）講義内容の復習とまとめ
授業への主体的な参加を期待するとともに、教職に就く者としての自覚を持ち指導力の向上に努めてもらいたい。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 値段(円) |
|---|---|---|---|---|
| 教科書 | 教科書なし（適時資料を配布する） | |||
| 参考書 | 中学校学習指導要領解説 理科編 高等学校学習指導要領解説 理科編 理数編 その他の参考書 ･ 副読本等については講義の中で紹介する。 | 文部科学省 | 東洋館出版社 文部科学省WEBサイトに公開 |