
| 英文名 | Enviromental Conservation and Remediation | |
|---|---|---|
| 科目概要 | 海洋生命科学科3年後期(後半) [(8コマ)]、3群科目、選択、講義、1単位 |
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| 必要授業 時間外学習 |
30時間 | |
| 担当者 |
●朝日田 卓※(環境生物学 魚類生態学) asahida@kitasato-u.ac.jp 小檜山 篤志(環境生物学 環境微生物学) kobiyama@kitasato-u.ac.jp 三宅 裕志※(環境生物学 海洋無脊椎動物学) miyake@kitasato-u.ac.jp 難波 信由※( 環境生物学 水圏植物学) nanba@kitasato-u.ac.jp 羽生田 岳昭(環境生物学 水圏植物学) hanyuda.takeaki@kitasato-u.ac.jp 山田 雄一郎(環境生物学 環境微生物学) yyamada@kitasato-u.ac.jp 武藤 望生(環境生物学 魚類生態学) muto.nozomu@kitasato-u.ac.jp |
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| 教員名 | 内容 |
|---|---|
| 朝日田 卓 | 魚類の増殖事業や生態調査、環境調査に関わった経験を通じて得た現状認識や問題意識、解決手段などを学生に提示し、グループディスカッション等を通じて考察させている。 |
| 難波 信由 | 企業研究所でのさまざまな生物を対象とした生理・生態学的研究に関する実務経験を活かして、基礎生産者が果たす役割を、学生が具体的に理解できるような授業を行っている。 |
| 三宅 裕志 | 深海調査船に乗船して深海生物の生態研究をおこない、深海生物飼育の開発を行ってきた経験を活かして授業を行っている。 |
長年続いてきた環境汚染がようやく峠を越え、環境を重視する気運も高まった。一方で新たな環境汚染や破壊も顕在化するようになっている。本講義では、過去の環境破壊の具体例をあげ、近年、急速に進歩してきた環境修復の科学的理論と技術を紹介しながら、修復の実際と現状について、倫理面も含めて解説する。
環境修復の考え方について、基本的な概念を説明する。
オムニバス形式で種々の環境でなされている環境修復の現状、問題点などを解説する。
| ◯ A: 多面的思考能力 | B: 自然科学の基礎知識・理解 | ◎ C: 専門分野の知識・技術 | ◯ D: 問題解決能力 |
| E: 実務能力 | F: コミュニケーション能力 | ◯ G: 技術者倫理 | H: 継続的学習能力 |
| 回 | 実施項目 | 学習内容と学習課題 | 担当者 |
|---|---|---|---|
| 1 | 概説と序 微生物による環境修復 |
環境修復論の講義目的と概要、授業の進め方、評価方法の説明。環境保全と環境修復、微生物を利用した環境修復の説明 1)環境と微生物の関係 2)バイオレメディエーション 【予習】 微生物を用いた環境修復について調べる 【復習】 環境保全や環境修復、バイオレメディエーションについて、講義内容等から自分の考えをまとめる |
小檜山 篤志 |
| 2 | 水圏の環境修復 | 1)藻場生態系、海藻養殖と沿岸環境保全 【予習】 藻場生態系と海藻養殖について調べる 【復習】 藻場生態系衰退の影響と対策、海藻養殖と沿岸環境保全について考察する |
難波 信由 |
| 3 | 水圏の環境修復 | 3)海洋ゴミ、深海の海底資源開発にともなう環境アセスメント 【予習】 深海および沖合の環境特性について調べる 【復習】 深海のごみ問題とその影響について考察する |
三宅 裕志 |
| 4 | 水圏の環境修復 | 4)人為的要因による水圏環境の改変 【予習】 人間の生産活動と水圏環境について調べる 【復習】 人為的生態系操作と水圏環境について考察する |
山田 雄一郎 |
| 5 | 水圏の環境修復 | 5)河川および周辺環境の修復 【予習】 森川海のつながりと生態系について調べる 【復習】 河川および周辺環境での環境修復について考察する |
朝日田 卓 |
| 6 | 水圏の環境修復 | 6) 閉鎖性海域における環境修復 【予習】 閉鎖性海域について調べる 【復習】 閉鎖性海域における汚染と環境修復について考察する |
羽生田 岳昭 |
| 7 | 水圏の環境修復 | 7) 遺伝的かく乱 【予習】 遺伝的かく乱とはどのようなものか調べる 【復習】 水圏生物の遺伝的かく乱について考察する |
武藤 望生 |
| 8 | 達成度確認 | 採点済みレポートを返却して要点等を解説する。学生はレポートに付されたコメントを参考に改訂して提出する | 小檜山 篤志 難波 信由 三宅 裕志 山田 雄一郎 朝日田 卓 羽生田 岳昭 武藤 望生 |
| 内容 | 学習・教育目標との対応 |
|---|---|
| 1. 環境修復の定義と考え方を説明できる | 目標AC |
| 2. 環境と微生物との関係およびその利用に関して説明できる | 目標A |
| 3. 沿岸域の環境悪化の現状を列記し、環境修復の方策について説明できる | 目標CDG |
| 4. ゴミがもたらす海洋への影響を説明できる | 目標C |
| 5. 生態系サービスを列挙し、その中で漁業の果たす役割を説明できる | 目標C |
| 6. 河川環境の問題点を挙げ、修復の方策について説明できる | 目標CD |
| 7. 環境修復の将来的あり方について考えを述べることができる | 目標ADG |
レポート [100%]評価基準: 上記到達目標への到達度をレポートにより評価する。
フィードバックの方法: レポートにはコメントを付して返却し、レポートの改善方法を具体的に示すと共に、全教員が全体を通しての講評を行う。また採点にはルーブリックを活用して採点基準を見える化し、不十分であった点等を示す。
返却されたレポートは、教員のコメントや講評を参考に修正し、再提出する。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 値段(円) |
|---|---|---|---|---|
| 教科書 | (なし) | |||
| 参考書 | 環境修復の科学と技術 | 北海道大学大学院環境科学院編 | 北海道大学出版会 | 3,000 |
| 参考書 | 磯焼けを起こすウニ | 藤田大介・町田祐二・桑原久美 編著 | 成山堂 | 4,620 |
| 参考書 | 水圏環境保全と修復機能 | 松田治・古谷研・谷口和也・日野明徳編 | 恒星社厚生閣 | 2,625 |
| 参考書 | 里海論 | 柳 哲雄 著 | 恒星社厚生閣 | 2,100 |
| 参考書 | 生態系サービスと人類の将来(国連ミレニアムエコシステム評価) | Millenium Ecosystem Assessment | オーム社 | 2,940 |
| 参考書 | 閉鎖性海域の環境再生 | 山本民次・古谷 研 編 | 恒星社厚生閣 | 2,800 |
| 参考書 | 近自然学 | 山脇正俊 著 | 山海堂 | 3,500 |
| 参考書 | 海洋プラスチック汚染 | 中嶋亮太 | 岩波書店 | 1,540 |
| 参考書 | 環境汚染化学 | 水川薫子・高田秀重 | 丸善出版 | 3,960 |
| 参考書 | 保全遺伝学 | 小池裕子・松井正文 編 | 東京大学出版 | 3,740 |